令和2年度第1回UIターン就農相談フェアおよび新規就農セミナーを令和2年7月5日に開催しました
UIターン就農相談フェア
- 県就農相談 (経営支援課、農林大学校、就農支援センター)、県林業就業相談、JAグループ和歌山 (農業振興センター、信連)、JA紀の里、JA紀北かわかみ、JAみくまの、東牟婁振興局、那智勝浦町、田辺市、由良町、和歌山県農業会議、日本政策金融公庫、紀ノ川農業協同組合、わかやま定住サポートセンターが参加し、新型コロナ対策感染防止に配慮し、就農希望者を対象とした相談会を行った。
【開催概要】
- 開 催 日 : 令和2年7月5日 (日曜日)
- 開催時間 : 午前10時~午後3時 (新規就農セミナーは午前11時~午後12時)
- 開催場所 : 和歌山県JAビル2階 和ホールA B C (和歌山市美園町5-1-1)
- 来場者数 : 22組29名 (※相談者26名:男性20名、女性6名)
会場 (和歌山県JAビル 和ホールA B C)
農業に対する希望内容
- 動機
- 本気で農業に取り組みたい
- 都会暮らしを辞め田舎暮らしをしたい
- 農業法人などで働きたい
- 休暇を利用して農業を体験をしたい
- 有機農業をしたい
- 希望作物:果樹、露地野菜、施設野菜など
- 就農希望地:和海、有田など
相談内容の概要
- 農地や住宅の確保
- 就農支援センターやJAでの研修の受け方
- 各品目の生産から得られる収入
- 農地の確保
- 就農するにあたり各市町村でのおすすめの品目
- 農業水利施設の管理状況
- 定植から収穫までの作付け計画
- 新規就農者に対する県、市町村の支援策
相談会場の様子
新規就農セミナー (午前11時~午後12時まで)
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平成28年に和歌山市で就農し、いちごの施設栽培を行っている「とちのファーム:栩野雄平氏」、平成29年に有田市で就農し、温州みかんの栽培を行っている「藪内晃幸氏」に講演して頂いた。両講師とも、就農に対する想いや準備、現在の経営状況について話して頂いた。セミナーには23名が参加し、参加者は就農体験談に熱心に耳を傾け多数の質問を行った。
~就農エピソード~
「栩野氏」
・小面積で経営が成り立ち、体力的負担が少ないという点から、いちご農家を希望された。”何が何でも農業で食べていく!!”という気持ちを大切にしている。
「薮内氏」
・叔父の作るみかんを食べて”感動”し、みかん農家を希望された。農家仲間ができ農業に”楽しみ”を感じている。