県内小中学校等への魚・鯨肉の提供
県では、地産地消の取組の一環として、平成24年度から、県内の小中学校等の給食用食材や家庭科等の教材として主要農水産物の提供を行っており、水産振興課では魚(あじ)および鯨肉を提供しています。
魚の提供について
地産地消及び魚食普及推進の一環として、本県で水揚げされる主要な水産物(あじ)を学校給食用食材として提供するとともに、県職員が「魚の上手な食べ方」等について、児童に説明する出前授業を実施しています。
まあじの給食 まき網漁(さば類・あじ類を主に漁獲)
鯨肉の提供について
熊野地方は古式捕鯨発祥の地であり、本県では昔から鯨肉を食する文化があります。また、鯨肉は、たんぱく質や鉄分が豊富に含まれた栄養価の高い食材であることから、学校給食において子供たちがおいしく食べるという取組を通して、鯨肉を食する文化を理解し、ふるさとを大切にする子供の育成をめざしています。
鯨の竜田揚げ給食 捕鯨船
出前授業の実施について
県では、給食への食材提供に併せて平成26年度から、魚の骨の構造や食べ方を説明したうえで、実際にあじを丸ごと一匹食べる「魚の骨を知って楽しくおいしく食べよう!」という出前授業を実施しています。
【授業の内容】
①和歌山の水産業について
②生物の骨の進化や構造等の説明
③給食でまあじ丸ごと一匹を上手に食べる指導
※講義の後、実際に給食であじを丸ごと一匹おいしく食べることができます。
和歌山の水産業について 魚の骨のしくみについて まあじの上手な食べ方について
まあじの給食 おいしく食べている様子 ごちそうさまでした!
※毎年6月頃に教育委員会を通じて県内小学校に募集を行っています