紀伊半島3県における早生樹の導入に必要なガイドライン作成業務に関する公募を実施します(紀伊半島3県共同研究実行委員会)

紀伊半島3県共同研究実行委員会の概要

 紀伊半島3県共同研究実行委員会は、紀伊半島3県(三重県、奈良県、和歌山県)、近畿中国森林管理局、国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所を構成員とし、紀伊半島3県の森林・林業の発展に寄与する共通課題(人材育成・担い手確保、林業省力化、森林管理等)の解決を目的に設置された機関です。
(事務局:和歌山県 農林水産部 森林林業局 林業振興課)

紀伊半島3県における早生樹の導入に必要なガイドライン作成業務委託にかかる企画提案コンペの実施について

 本格的な利用期を迎えた人工林の主伐・再造林を進め、循環型林業を実現していく上で、保育コストの低減等の観点から成長の優れた早生樹の利用に向けた取り組みを進めることが重要です。

 スギやヒノキと比較して、短期間で木材として利用可能なコウヨウザンやセンダン(以下、「早生樹」という。)は、造林樹種の選択肢として注目を集め始めていますが、導入にあたっては、気候に適した樹種であるか、植栽適地や施業体系などを調査・確立しなければ、地域森林計画や市町村森林整備計画に造林樹種として位置づけることができません。

 そのため、紀伊半島3県及び近隣地域等で実施されている、早生樹の植栽地を調査・分析し、紀伊半島3県の森林整備における早生樹の導入に必要なガイドラインを作成することを目的とした業務の公募を実施します。 

 つきましては、公募型プロポーザル方式による提案募集を開始しましたので、参加を希望される場合は、下記の業務委託仕様書等をご確認いただき、公募要領に従ってご応募ください。


1.業務名

 紀伊半島3県における早生樹の導入に必要なガイドライン作成業務

2.委託料

 上限590万円(税込み)

3.業務期間

 契約日の翌日から令和8年3月24日(火)までとする。

4.応募資格

 当該公募開始日から過去5年間に国・地方公共団体・独立行政法人のいずれかと造林・保育作業に関する調査や研究の実績、または林業現場での早生樹に関する調査や研究についての契約実績を有する機関(①大学及び大学共同利用機関、②国立研究開発法人、独立行政法人、特殊法人及び認可法人、③民間企業、公益・一般財団・社団法人、NPO法人、④公立試験研究機関、地方独立行政法人等)とします。

 詳細については仕様書をご確認ください。

5.スケジュール

 ・公募要領等に関する質問受付 令和7年7月9日(水)17時まで(必着)

 ・参加資格確認申請書受付 令和7年7月23日(水)17時まで

 ・企画提案書受付 令和7年7月30日(水)15時まで(必着)

 ・プレゼンテーション 実施日時及び場所については、応募者に別途通知します。

6.質問に対する回答

 令和7年7月16日(水)までに、和歌山県ホームページ(和歌山県森林林業局林業振興課内「紀伊半島3県共同研究実行委員会」)にて公開させていただきます。

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