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掲載内容
誰もが活躍できる
ジェンダー平等社会の
実現をめざして
電話073-441-2510 ファックス073-441-2501
ジェンダー平等社会とは、性別や性自認、性的指向および性表現にかかわらず、平等に権利、責任や機会を分かち合える社会のことです。「男性だから」「女性だから」と役割をきめつけたり、固定観念にとらわれたりせず、個人の能力や資質、意思を尊重できる社会の実現に向け、県では啓発活動や相談体制の整備を進めています。
わかやまジェンダー平等プロジェクト
ジェンダー平等推進の旗振り役となる「わかやまジェンダー平等プロジェクト」を11月に立ち上げます。
産業界、行政・教育機関が一体となった本プロジェクトは、『ジェンダー平等が進み、誰もが居場所と出番のある社会へ』を理念として掲げ、その理念を形とするために3つの行動基準(『性別に
よる決めつけをやめる』『性の在り方の違いを認め、互いに支え合う』『小さなことから変えていく』)を定めました。今後、プロジェクトが企画するさまざまな取組を通じて、ジェンダー格差の解消への理解を深めていきます。
和歌山県パートナーシップ宣誓制度
県では、性的少数者の方々が安心して暮らせる環境づくりを目的として「和歌山県パートナーシップ宣誓制度」を2024年(令和6年)2月に開始しました。
本制度は、互いを人生のパートナーと約束する一方または双方が性的少数者のカップルが、協力して共同生活を行うことを宣言し、県が宣誓者に対して受領証を交付する制度です。
婚姻とは異なり、法律上の効果を生じさせるものではありませんが、本制度を利用した方々が、婚姻関係にある方々と同等のサービスや対応を受けることができるよう、ご理解とご協力をお願いします。
多様な性への理解 ~性はグラデーション~
性は生まれたときに割り当てられた性だけでなく、大きく分けて4つの要素の組み合わせで成り立っており、一人一人異なります。組み合わせは多様で、性はグラデーションといわれます。性の多様性を知り、お互いを尊重することが大切です。
性は生まれたときに割り当てられた性だけでなく、大きく分けて4つの要素の組み合わせで成り立っており、一人一人異なります。組み合わせは多様で、性はグラデーションといわれます。性の多様性を知り、お互いを尊重することが大切です。知っていますか? 旧姓併記が可能な制度
婚姻等で氏に変更があった場合でも旧姓を使用して活動する方が増加している中、マイナンバーカードや運転免許証などに旧姓を併記することが可能となっています。これにより旧姓での契約や就職や職場等での本人確認などさまざまな場面で活用することができます。
婚姻等で氏に変更があった場合でも旧姓を使用して活動する方が増加している中、マイナンバーカードや運転免許証などに旧姓を併記することが可能となっています。これにより旧姓での契約や就職や職場等での本人確認などさまざまな場面で活用することができます。