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掲載内容



がんを治す
~質の高いがん医療と支援制度~
 県では、お住まいの地域にかかわらず適切かつ質の高いがん医療を等しく受けられるよう、地域のがん医療の拠点となる病院を指定するなど、医療機関の体制強化を図っています。これらの病院では、手術や放射線治療、薬物療法(抗がん剤)などを組み合わせた質の高いがん治療を提供しています。
 また、高額の費用が発生する陽子線治療などの先進医療技術を利用した治療等に対する各種支援制度を設けています。

先進医療によるがん治療を支援

 公的医療保険の適用がない先進医療のがん治療を希望するがん患者が、経済的理由により治療をあきらめることがないよう、治療費の一部を補助しています。

補助率や上限額、補助対象者など詳しくはこちら
補助率
※市町村民税所得割合計額により2種類
課 税 2分の1以内(上限額150万円)
非課税 10分の9以内(上限額270万円)
生殖機能の温存治療を支援

 将来子供を産み育てることを望む小児、思春期・若年がん患者の方に対して、希望を持って治療に取り組むことができるよう、治療開始前に行う生殖機能(妊孕[にんよう]性)温存治療に必要な費用等の一部を助成しています。

県ウェブサイトでも掲載
医療用補整具の購入を支援

 治療に伴う心理的・経済的な負担を軽減するとともに、社会参加を促進し、療養生活の質の向上を図ることを目的に、ウィッグ等の医療用補整具の購入費を助成しています。
※市町村により実施状況が異なります。

県ウェブサイトでも掲載
若年がん患者の在宅療養を支援

 若年のがん患者の方が、住み慣れた自宅で、自分らしく安心して日常生活を送れるよう、在宅サービス利用料の一部を助成します。

対象者

20歳以上40歳未満で県内に住所を有する方
在宅生活の支援及び介護が必要な方など

詳しくはこちら

助成額
対象サービス 助成額
(1)訪問介護 (1)~(3)を合算して
1月あたり最大8万1千円
(2)訪問入浴介護
(3)福祉用具貸与
(4)福祉用具購入 1年あたり最大9万円
(5)居宅介護支援 1月あたり最大2万2千円


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