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掲載内容

創業・成長支援

　県では、DXの推進に加え、新規事業創出や事業拡大をめざす企業に向けた幅広い支援も行っています。令和4年度からは、県経済をリードする企業を育てるための取組を新たに開始し、支援をさらに充実させました。

起業家によるスタートアップ支援

　事業成長をめざす経営者・起業家が成長できる環境を構築し、そこで支援を受けた経営者・起業家が「次の経営者・起業家」を育成する好循環をつくり出すことで、地域経済の活性化や雇用の創出、県内で創業する起業家の増加を図ります。
　県では、この取組を今年度新たに設立した経営者・起業家団体である和歌山イノベーションベースとともに行っています。
　今後、和歌山県を拠点に世界に飛躍する企業が数多く輩出されることを期待しています。

事業成長を加速させ、和歌山から
日本・世界を熱くする

和歌山イノベーションベース（WIB）

経営者・起業家同士の視座の高い勉強会やお互いの経験シェアにより、経営者として成長できる場所を提供
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WIBアントレプレナーサミットin白浜

「ローカルからグローバルへ」をテーマに、新進気鋭の上場企業経営者と語ることができる場、県内外の起業家・経営者と交流できる場として、経営者・起業家が集まる全国規模のイベントを開催

日時：令和5年3月22日（水）
サミット会場：ホテルシーモア
交流会場：アドベンチャーワールド
参加申込はこちら

　WIBの主な活動は、上場企業経営者を講師に招いての月例会です。講師は一代で上場するまで会社を大きくしているので、会員からは、事業をスケールアップするためのヒントが得られた、売上向上や県外進出といったより高みをめざすモチベーションになったという声が聞こえるなど県内の経営者にとって大きな刺激になっています。
　WIBには成長意欲の高い経営者・起業家が大勢いるので、アントレプレナーシップを持った経営者・起業家（※）の方はぜひ参加していただきたいと思います。
※WIBでは、道無き荒野を切り拓き前へ進むような気概を持った人物と定義

わかやま地域課題解決型起業支援補助金

　地域課題の解決を目的とした起業に対して、必要な資金を支援（補助率1/2 最大200万円）しています。
　補助金の採択者には、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングや県外からの移住者を対象とした上乗せ補助などの支援があります。また、起業後も個別面談やセミナーの開催など継続したサポートを実施しています。

地域課題解決の起業事例

林業を通して土砂災害リスクの低い山林を増やす

株式会社ソマノベース奥川季花さん

　紀伊半島大水害により被災したことをきっかけに、災害リスクの低い山づくりをめざし、株式会社ソマノベースを設立。山林活用・木育事業のほか、ウバメガシのどんぐりを苗木に育て、山へ植林する新しい形の観葉植物「MODRINAE（もどりなえ）」を販売。

地域交流の創出と地域の魅力を発信

レストランキャラバンサライ更井亮介さん

　祖父の梅蔵をリノベーションし、地元の食材を使用した料理を提供するフランス料理店を開業。小中高生への食育活動や通常廃棄される梅の種を活用した商品開発も実施。

起業家と大企業のマッチングイベント

　優れたビジネスプランを持つ創業者・第二創業者として県の認定を受けた方に、大企業・投資会社・金融機関など28団体から構成される「スタートアップ創出支援チーム」が経営戦略のアドバイス、事業提携・出資など全国展開に向けた個別支援を行っています。

企業の成長を支援

わかやま地場産業ブランド力強化支援
　県内地場産業の企業による、新商品・新サービスの開発から試作品製作・販路開拓まで一貫した取組を支援
（補助率 2/3以内最長3年間企業【単独】最大1,000万円、企業【グループ】最大2,000万円）

わかやま中小企業元気ファンド
　中小企業等を対象に、地域資源（農林水産物、産地の技術、観光資源）を活用した新たな商品やサービスの開発、販路開拓などの事業を支援（補助率 2/3以内最大600万円）
県ウェブサイトでも掲載

先駆的産業技術研究開発支援
　全国または海外で高いニーズが見込まれる先駆的な産業技術の研究開発や先端技術社会実装を支援
（補助率 2/3以内最大2,000万円）