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掲載内容
年頭のごあいさつ
串本町田原から望む朝日

和歌山県知事
岸本 周平
あけましておめでとうございます。
県民の皆さまには、気持ちも新たに新年をお迎えのこととお慶(よろこ)び申し上げます。
私も、知事就任後初めての新年を迎え、知事という重責に身の引き締まる思いです。県民の皆さまからの負託に全身全霊で応えていくことを強く誓ったところです。
今回の知事選では「和歌山が最高!だと 子どもたちが思う未来を!」と訴えてきました。農業、林業、水産業など一次産業の活性化と新しい観光産業の振興に加え、子育て世帯の経済的負担を軽くするための支援の充実や創造的な人材の育成を図りたいと思います。
県民の皆さまの声をしっかりとお聞きし、県庁職員をあげて開かれた温かみのある県政を行うとともに、全国で活躍している幅広い分野の方々と県内で頑張っておられる方々の知恵と力を合わせて、ワクワク、ドキドキするような和歌山県活性化のプロジェクトを発信していきます。
今、目の前では、小型ロケット「カイロス」が、串本の地から打ち上げられようとしています。また今年は、インバウンド観光の回復も予想されており、まさにコロナ禍からの反転攻勢に大いに弾みがつく一年になると期待がふくらみます。
新たな県政がロケットスタートを切れるよう、私も職員と一丸となって頑張ってまいります。
最後に、新しい一年が、県民の皆さまにとって輝かしい年となりますことをお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

和歌山県議会議長
尾崎 要二
あけましておめでとうございます。
県民の皆さまには、健やかに令和5年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、平素より、和歌山県議会に温かい御理解と御協力を賜っておりますことに厚く御礼を申し上げます。
さて、我が国は、人口の減少や高齢化が急速に進み、加えて、国際情勢の混乱を元とする原油や原材料の高騰、これにより物価高や円安が進み、更に、約3年という想定外の長期間に及ぶコロナ禍も相まって、現在の社会情勢は私達の日常生活に大きな変貌と影響を与え続けています。
しかしながら、こうした時代にこそ、私達は、県民の皆さまの命と暮らしを守る施策、県経済が元気を取り戻す事業に積極的に取り組まなければなりません。
県においては、急速に進展するデジタル技術活用の加速化や今後成長が期待される宇宙・ロケット関連産業の推進、また、農林水産業や商工業・観光の振興、教育の充実や社会福祉の増進並びに防災対策や国土強靭(きょうじん)化など、本県の課題解消に向けた様々な事業、多岐にわたる検討が行われてきたところです。
今、和歌山は「リ・スタート」の時であります。この12月に、新たな県行政の舵取り役として岸本周平知事が就任されました。県議会といたしましても、新知事と車の両輪となり、本県の可能性を最大限に発揮できる新しい枠組みを創造し、ふるさとの発展のために、そして、県民の皆さまの幸せのために最大限の努力を重ねてまいります。
結びに、皆さまの御多幸と御健康を祈念し、併せて、新しい年が希望に満ちたより良い年となりますよう心からお祈り申し上げ、年頭の御挨拶といたします。