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掲載内容



子供を守る取組
里親制度
ハートを抱くイラスト

子供が健やかに成長するには、家族に愛され、また子供自身が愛されていることを実感することが大切です。ところが、さまざまな事情で家族と離れて暮らす子供が全国では約4万5,000人、県内では約450人います。そうした子供たちを自分の家庭に迎え、家族の“あたたかさ”に触れる機会を提供する制度、それが「里親」です。

県では、家族の“あたたかさ”を必要とする子供たちを、深い愛情と正しい理解を持ち、保護者に代わって養育する里親制度を推進しています。

「里親制度とは?」 いろいろな里親の種類があります。
養育里親 さまざまな事情により家族と暮らせない子供を一定期間、自分の家庭で養育する
専門里親 虐待や非行、障害等の理由により、専門的な支援を必要とする子供を養育する
養子縁組里親 養子縁組により、子供と法的な親子関係を結ぶことを前提として養育する
親族里親 実親が養育できない場合、祖父母などの親族が子供を養育する
里親委託後の支援
(1)子供の養育に必要な経費が毎月支給されます。
(2)支援者が里親家庭へ訪問し、里親からの相談に応じます。
(3)里親の一時的な休息(レスパイト)のためのケアがあります。
児童虐待防止対策

子供の心身を傷つけ、健やかな成長に影響を及ぼす行為で、「しつけ」が行き過ぎると虐待に当たることもあります。児童虐待かもと思ったら、すぐに児童相談所などにご連絡ください。

子供が発するSOSサイン
・表情が乏しい
・落ち着きがなく、乱暴になる
・家に帰りたがらない など
保護者が発するSOSサイン
・感情や態度が変化しやすい
・子供の普段の様子を語らない
・小さな子供を置いて、よく出かける など
虐待の4つのタイプ
身体的虐待
  • ・なぐる、ける、投げ落とす

  • ・やけどを負わせる

  • ・家の外に閉め出す など
  • 性的虐待
  • ・性的行為をする

  • ・ポルノグラフィの被写体にする

  • ・ポルノビデオを見せる など
  • ネグレクト
  • ・家に閉じ込める

  • ・食事を与えない

  • ・病院に連れて行かない など
  • 心理的虐待
  • ・言葉で脅す

  • ・無視をしたり、拒否的な態度をとる

  • ・きょうだい間で差別する など

  • お悩み相談受け付けています

    子どもと家庭のテレフォン110番
    育児や子供の発達に心配・悩みをお持ちの方や、学校や友達のことなど、不安や悩みを抱える子供たちの電話相談です。
    電話073-447-1152 相談時間:毎日 24時間
    児童相談所 全国共通ダイヤル
    虐待対応ダイヤル【無料】
    電話189(いちはやく)
    相談専用ダイヤル【有料】
    電話0570-783-189(なやみ・いちはやく)

    相談時間:いずれも毎日 24時間
    児童相談所
    開設時間:月~金曜 9:00〜17:45
    ※すべて年末年始、祝日を除く
    県子ども・女性・障害者相談センター
    (中央児童相談所)
    電話073-445-5312

    和歌山市毛見1437-218
    県紀南児童相談所
    電話0739-22-1588

    田辺市新庄町3353-9
    県紀南児童相談所新宮分室
    電話0735-21-9634

    新宮市緑ヶ丘2-4-8

    児童家庭支援センターきずな
    電話073-460-8044
    和歌山市つつじが丘7-2-1
    開設時間:月~金曜 9:00〜18:00
    里親支援機関
    里親支援センター「なでしこ」
    電話0736-69-1004

    岩出市中迫667-1
    里親支援センターほっと
    電話0739-34-2735

    西牟婁郡上富田町岩田2456-1
    子ども救急相談ダイヤル
    夜間・休日に子供が急病になった時に、すぐに病院に行ったほうがいいのか、それとも様子を見て大丈夫か、看護師(必要に応じて医師)が相談に応じます。
    電話#8000(プッシュ回線・携帯電話)
    電話073-431-8000(ダイヤル回線・IP電話)
    相談時間:平日19:00~翌朝9:00
           土・日・祝・年末年始
           (12/29~1/3)
           9:00~翌朝9:00



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