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掲載内容


人権連載 こころの気づき


難病患者の「治療」と「仕事」の両立について
 難病は、治療方法が確立しておらず長期の療養を必要としますが、投薬などにより症状をコントロールすることで日常生活を過ごすことができる方も増えてきています。
 しかしながら、多くの難病の方が治療と仕事の両立の難しさに悩んでおり、実際に職場の理解や配慮を得て働いている方は3割程度に過ぎません。治療の時間が取れないために、転職や退職を余儀なくされる場合もあります。
 難病をはじめ、病気による治療と仕事を両立させるためには、時間単位での休暇やフレックスタイムなどの制度の普及はもちろん、その制度の利用に対する周囲の理解が必要不可欠です。
 難病は、誰もが突然なりうるものです。病気を抱えながら働く方への正しい理解を深めるとともに、治療と仕事を両立されている方に配慮をお願いします。
 県では、難病・子ども保健相談支援センターにおいて療養生活、就労などに関する相談を随時受け付けておりますので、ぜひご利用ください。
【問い合わせ】
難病・子ども保健相談支援センター
電話073-445-0520
相談時間:9:00〜17:45
(土、日、祝、年末年始は除く。)
問い合わせ:県庁健康推進課 電話073-441-2640

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