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掲載内容



年頭のごあいさつ 橋杭岩からの朝日(串本町)の写真
和歌山県知事 ニサカ ヨシノブ
和歌山県知事
仁坂 吉伸

あけましておめでとうございます。

県民の皆様には清々(すがすが)しい新春をお迎えのこととお慶(よろこ)び申し上げます。

昨年は、新天皇陛下が御即位になり、時代も「平成」から「令和」へと移り変わる節目の年となりました。

和歌山県では、紀伊半島一周高速道路の全区間事業化や小型ロケット射場の誘致が決定し、ねんりんピック紀の国わかやま2019、和歌山県人会世界大会が大成功を収め、「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録15周年とともに国内外に本県の魅力をPRできた素晴らしい一年でした。

本年は、IR(統合型リゾート)、白浜などを中心とした地域へのICT企業、ロケット射場建設を契機とした宇宙産業の誘致などで新しい和歌山を創っていく年にしたいと思います。

また、子育て環境の充実、高校生や大学生の県内就職の支援など働き手の確保、新産業の創出や先端技術導入、防災対策の推進、個性豊かで暮らしやすい地域づくりや道路ネットワークの整備などに積極的に取り組んでまいります。

「令和」の新時代が「和歌山の時代」となるよう、皆様と手を携え、力を一つにし、和歌山県発展のため全身全霊をかけて取り組んでいく所存です。

本年は、東京オリンピック・パラリンピックが我が国で開催される記念すべき年です。和歌山にとっても県勢浮上の年となりますとともに、県民の皆様にとって輝かしい年となりますよう心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。


和歌山県議会議長 岸本 健
和歌山県議会議長
岸本 健

新年あけましておめでとうございます。

県民の皆様には健やかに新春をお迎えのこととお慶(よろこ)び申し上げます。

昨年を振り返りますと、憲政史上初となる天皇陛下のご退位に伴う改元が行われ、「令和」という新しい時代の幕開けとなりました。

私も県議会を代表して、「即位礼正殿の儀」に参列してまいりました。

時代の節目となるこの厳かな儀式を拝見しながら、地方自治に携わる者の一人として、この令和の時代を魅力ある時代にする責務を強く感じた次第です。

今日、日本全体、とりわけ地方には、人口減少・超高齢化社会の流れが押し寄せています。社会保障費の増大や経済を支える労働力の減少、過疎化による担い手不足の問題が更に深刻化しています。

また本県にあっては、南海トラフ地震等への防災対策や度重なる風水害への対応など自然災害への備えも十分に行わなければなりません。

一方で、夢のある事業も進められています。その一つが統合型リゾート(IR)の誘致です。IR誘致は、観光の振興や雇用の拡大など本県の発展に資するとともに、その収益金の一部は社会福祉の増進や教育の振興など様々な施策への活用が期待できます。現在、いくつかの課題解消に向け、様々な検討が行われているところです。

県議会におきましても、令和の時代にふるさと・和歌山が一層躍動できるよう、長期総合計画に掲げた「世界とつながる愛着ある元気な和歌山」の実現に向け、精一杯尽力してまいります。

結びに、この一年が県民の皆様にとってより良い年になりますようお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。


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