イベントレポート(平成29年度語り合い広場「人生いろいろ 夫婦もいろいろ」)

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講座名

語り合い広場「人生いろいろ 夫婦もいろいろ」

開催日時

平成29年6月24日(土曜日) 午前10時30分から正午

場所

海南市民交流センター

講師

山田亮さん(家事ジャーナリスト)

内容

男性の家事・育児参加を主なテーマに、固定的な性別役割分担意識を見直し、様々な夫婦・家族のあり方やそれぞれの生き方を認め合える機会とすることを目的に、海南市との共催で開催しました。
講師の山田先生は、妻がキャリアウーマンで、ご自身が主夫という性別役割分担の逆をいく「逆転夫婦生活」を送られており、前半の講義ではご自身の主夫になった経緯や、その後の「3つの壁」についてお話していただきました。
講師が主夫になった経緯について、年収は高いが家事が苦手な妻と、年収は低いが家事のできる講師が出会ったため自然なことであったとお話しされました。
第一の壁「結婚」では、双方の両親とも、子どものことをよく理解しており、逆転夫婦生活を受け入れてくれたと話されました。

第二の壁「主夫生活」では、時間があるのに家事が進まない「主夫ブルー」に陥った経験を紹介。

その頃、時間を利用して作った家事のホームページが新聞社の目にとまり連載が始まるなど注目され、仕事をするようになって、家事もイキイキと行えるようになったそうです。

第三の壁「子育て」では、1歳半から2歳半の子どものイヤイヤ期を1人で担い心身の限界が訪れ、遂には自律神経失調になった時に、妻が休みを取り育児を共同で行えたことで徐々に回復していけたとお話されました。
現在は核家族化が進み、夫婦で家事を分担しても会話が業務連絡のみになり、「バトンタッチ夫婦」「すれちがい夫婦」に陥りやすい。

そうならないためにもパートナーと同じ時間や経験を共有し、共感することで、絆を深め良い夫婦関係につなげてほしいと述べられました。

お互いが自立することの重要性についても話され、「人」という字のように互いにもたれ合い依存し合う関係から、自立した者同士が手をつないで「M」字型の関係をつくることが、男女共同参画の重要な部分ですと話されました。
後半のワークでは、講師から「自分の息子(娘の夫)が主夫、どう思う?」「今この時代に人生をやり直すとして、自分(の夫)が主夫を選択はあるか?」「『主夫?アカン!』という親をどう説得する?逆にどう説得されると納得?」という3つのテーマが示され、グループに分かれ意見交換をしました。

「お互いが納得していればいい」「息子が主夫になるのは反対だが、娘の夫なら賛成」「主夫には絶対なりたくない」「二人とも経済的に自立した状態ならOK」等の意見が出ました。
参加者からは「いろいろ夫婦で話し合ってそれぞれの形でやっていけばいいんだなと思った。」といった感想が寄せられました。

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