イベントレポート「みんなに男女共同参画」提案事業 未婚女性の未来を語ろう~おひとりさまの住まい、相続、老後~

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講座名

「みんなに男女共同参画」提案事業 未婚女性の未来を語ろう~おひとりさまの住まい、相続、老後~

開催日時

令和4年2月13日(日) 13:30~16:00

場所

和歌山県男女共同参画センター 会議室A(参加者はオンラインでの参加)

企画・運営

特定非営利活動法人和歌山eかんぱにい

内容

 ジェンダーの視点で未婚女性の将来への不安要素や問題について、講師から具体的な方策を教わることで、不安を少しでも軽減し自分らしい人生を歩むためのヒントを得ることを目的に開催しました。

 新型コロナウイルス感染拡大のため、対面からオンライン形式に変更しました。また、グループワークができないため、時間も2時間に変更し、講師が会場へ来て配信する方法で実施しました。

 講師は、2040年には単独世帯は39.3%となり、その内の約45%が65歳以上になると、今後いかにおひとり様世帯が増えるか提示したうえで話を始められました。

 「人生の三大資金」として一般的に住宅資金、教育資金、老後資金をあげ、老後の生活への心配の多くは老後資金への不安であり、次いで住居についての心配があげられると説明されました。

 次に、平均的な老後資金について、数字を入れて計算しながら考え方を示すとともに、公的年金は65歳から終身受け取れるというメリットをはじめとする年金のしくみや「ねんきん定期便」で年金の確認の仕方も丁寧に解説されました。「ねんきん定期便」で注意すべきは、加入実績に応じた年金額とのことで、50歳未満の人はこの先も60歳まで納入し続けてこそ貰える金額であると指摘し、これは見落としがちな点であると説明されました。また、自分自身のシュミレーションをすることが必要だと強調されました。

 続いて、住居についての説明があり、統計から高齢単身者は賃貸住宅に入居拒否される場合や保証人について厳しい審査があることをあげられました。また、高齢者向けの「持ち家」、「賃貸住宅」以外の選択肢についても説明されました。

 最後に、自身の財産の相続、親の相続についての基本的な知識についても説明されました。

 参加者からは、「今までぼんやりとしか考えてこなかった老後のことについて、知らなかった情報を知ることが出来、具体的な数字を交えてお話いただき、とてもわかりやすかった。」、「おひとりさま対象の講座でしたが、こういうことは、おひとりさまだけでなく、専業主婦の人にも学んでもらい、女性の自立心を確立するのに必要な内容ですね。」などのお声をいただきました。


 
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