イベントレポート シアターCafé“りぃぶる”

講座・イベント情報

イベントレポート

講座名

シアターCafé “りぃぶる”映画「TUNAガール」鑑賞会とミニ講座

開催日時

令和3年12月26日(日) 13:30~15:50

場所

“りぃぶる”会議室A

内容

 参加者の対象を中高生と学校関係者とし、「シアターCafé“りぃぶる”映画『TUNAガール』鑑賞会」とミニ講座を開催しました。

 通常のシアターCafé“りぃぶる”とは異なり、交流会に代えて実際に水産系大学に進学し県庁へ就職した2人を迎えて、理系の進路について紹介するミニ講座を開催し、18名が参加されました。

 会場の入口で受付時に検温と手指のアルコール消毒、マスク着用、会場内換気を行うなど新型コロナウィルス感染防止対策を講じて開催しました。

 この映画は、クロマグロの完全養殖を成し遂げた和歌山県串本町の近畿大学水産研究所を舞台に、研究に情熱を注ぎ将来に迷いながらも合宿を通して成長していくヒロインをはじめ、若者たちの姿を描いた群像劇です。

 映画鑑賞後、県庁へ就職した2人の方の職業紹介などのお話しと質疑応答を併せたミニ講座を実施しました。

 講師の和歌山県農林水産部水産局資源管理課主任の原田慈雄さんは幼少期から生物に興味があり、水産系大学を目指したきっかけや大学時代の勉強の内容や研究について話され、卒業後の様々な進路の紹介もされました。また同じく資源管理課副主査の赤松佑哉さんは小さい頃から魚が好きで釣りをしたり、大学時代のアルバイトは寿司屋だったほど、魚づくしの毎日を過ごしたことなどを話されました。参加学生からは「高校生のうちにしておいたら良いことはありますか?」などと活発な質問が寄せられ、原田さんと赤松さんは一人ずつ丁寧に回答をされました。

 またこの映画の安田真奈監督がゲストで会場に来てくださり、学生たちへメッセージをくださいました。安田真奈監督は「若い頃から明確な目標を立てて進路を決めるというのは難しいかも知れない。私自身も芸術大学を出たわけではなく、映像の勉強をしておらず、法学部に行って法律を勉強ぜず、映画を撮っていました。卒業後はメーカーに10年勤務してまた映画を撮っている。先のことをなかなか高校生の時には決められない。仕事についても単調そうな仕事に見えてもそうじゃないときもある。何処に行っても何かしらの発見はあるはず。「幸せのスイッチ」という映画を撮った後、子供がすぐにでき、11年間は映画の現場には行けず、脚本の仕事だけしていたが、今は子育て経験を活かした映画作りができている。どんな経験も無駄になることはない。人生設計で悩むことはあると思いますが希望を持って前に進んでもらえたらと思います。」と学生たちにエールを贈られました

 写真2 写真1

      安田真奈監督             ミニ講座の様子

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