イベントレポート“りぃぶる”20周年記念講演会

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講座名

“りぃぶる”20周年記念事業 残間里江子さん講演会「自分らしい生き方を見つけよう!~イキイキ人生のために~」

開催日時

平成31年3月3日(日)13:30~15:30

場所

和歌山ビッグ愛  大ホール (和歌山市手平2-1-2和歌山ビッグ愛1階)

講師

残間里江子さん(プロデューサー)

内容

 “りぃぶる”20周年記念事業の締めくくりに、和歌山とご縁が深い残間里江子さんを講師にお迎えして、記念講演会を開催しました。当日参加の方も多く、291人に参加いただきました。講演では、人生100年時代、優先順位をつけて今開いている2番目以降のドアを閉じて自分らしい人生をイキイキ生きるための残間さん流の秘訣をお話しくださいました。
 

 はじめに、「男女共同参画社会」とは「男女が意欲に応じてあらゆる分野において活躍できる社会」であり、様々な多様性を受け入れる社会だと説明され、テーマの「自分らしい生き方」について「自分らしくない事はしたくない」「誰かの迷惑にならなければビジョンをもってやりたい事をやろうと思っている」と忌憚なく語られました。また「イキイキ生きる事はいつも意識しており、“意地”、“根性”、“見栄”を大事に、みっともない事はしたくないと思いながら生きている」と人生へのご自身の姿勢を話されると同時に、制約は誰にもあるけれどそれに鍛えられて今日まできたと振り返られました。


 そして、女性の職場環境や制度のひずみに触れる一方、母親らしさや3歳児神話にとらわれることで自分を追い込むことがあると語られました。講師自身も出産と育児で随分鍛えられたと語られ、仕事をしながら誰にも知られずに出産し、出産後も3日目にプロデューサーとして横浜アリーナで仕事をした経験を紹介されました。さらに子育てをするなかで、子どものお弁当や学校で使う雑巾作りなどに手をかけ過ぎ夜ふかししたことを例にあげ、子育てに不安感を持ち“母親らしさ”や“3歳児神話”にとらわれていた自身の経験をもとに「敵は自分のなかにいる」と振り返り、世間が求める“母親らしさ”にとらわれる必要はないのではないかと話されました。


 最後に、自身が心がけている“イキイキ人生”のための5つの指針を示して講演を締めくくられました。


 “イキイキ人生”のための5つの指針

I 『ビジョンをもつこと』目標を立て、すぐにできなくても、1年後、3年先でもいいが、できるように工夫する。

II 『人のせいにしない』あくまでも自分の人生だから。

III 『優先順位をつける』山口百恵さんの生き方を例に引いて、限りある人生だから閉じる大切さを考え、2番目以降の開いているドアを閉じて生き方を絞ることが必要。

IV 『“独り”に強くなる』絶対孤独時間(自分に徹底的に向き合う時間)をもつ。独りになれば自分のことも見えるし、周囲の人の大切さもわかる。

V 『決してあきらめない』恥をかくかもしれないが、恥をかいてもやる方がよい。


 残間里江子さん      残間里江子さん  

   残間里江子さん          講演の様子


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