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徳島県 |
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犬飼農村舞台・阿波人形浄瑠璃芝居(徳島市) 県有形民族文化財に指定されている犬飼農村舞台は五王神社の境内にある人形芝居の野外舞台。明治6年の建造で、ストーリーに応じて舞台を変化させる昔のままのカラクリが、原型に近い形で残されています。 毎年文化の日には、勝浦座による人形浄瑠璃が上演され、132枚の襖を使った42景のカラクリも披露されます。この襖カラクリは市指定文化財です。
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勝浦座・式三番叟(勝浦町) 阿波の国では、江戸時代、諸国を巡業して回るほどに盛んだった人形浄瑠璃。勝浦でも江戸時代末期に二か所の人形座で興行されていましたが、そのうちの久国座だけが残りました。その後、火事や戦争などで途絶えていましたが、戦後に再興され、「勝浦座」として現在も続けられています。 三番叟は、淡路(阿波藩)や徳島の人形のもっとも古い形式を伝える神事で、千歳・翁・三番叟の三体の人形が一人遣いで操られます。勝浦座の「式三番叟」は、人形の使い方が昔から現在までほとんどそのまま継承されているもので、神社祭礼、新築落成、地区記念行事など神事に奉納上演し、人形芝居の幕開き三番叟として上演されています。
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今山の農村舞台(勝浦町) 今宮神社に残る農村舞台が、約70年ぶりに人形浄瑠璃芝居を上演していた当時の姿に復元されました。 今山の農村舞台は平常時は平舞台ですが、人形芝居を行う時には床に段差を設け舟底舞台に転換できます。このような仕組みをもつ「仮設式舟底舞台」は、国内に今山と上の森の農村舞台(群馬県赤城村)の2舞台しかありません。
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坂州農村舞台(那賀町) 坂州八幡神社の境内にあって、徳島県指定の文化財となっています。江戸時代の建築手法や人形芝居を今に伝える建築物です。
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拝宮の農村舞台(那賀町) 旧上那賀町の有形民俗文化財に指定され、江戸時代後期の建築と推定される徳島県内で最も古い舞台のひとつ。 間口六間、奥行き三間半と他の舞台に比べて一回り大きな造りの舞台で、昭和22・3年頃まで、天狗久や人形忠などの人形頭40数個を有する「拝宮人形座」が興行していました。 平成16、17年には、50年ぶりとなる復活公演が行われました。
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