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掲載内容





企業の人材採用力を強化

 現在の売り手市場の中では、企業が〝求職者を選ぶ〟のではなく、〝求職者から選ばれる〟存在となることが人材確保の鍵となっています。そこで、県では、県内企業が「選ばれる企業」となるための採用のブランドづくりを支援する事業プロペルロゴマーク 「中小企業採用ブランド構築支援PROPEL(プロペル)」をスタートしました。

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採用のブランドづくりの目的

 採用のブランドづくりとは、企業が自社の魅力や考え方を社内外に発信し、求職者や社員から「この会社で働きたい」と感じてもらえるイメージを築くとともに、そのイメージと職場の実態とが一致した状態をつくる取組です。
 「プロペル」では、この取組を通して、県内企業と企業の思いに共感する人材との出会いを引き寄せ、同じ場所で長く活躍してもらえる土台をつくることをめざします。

「プロペル」でのブランドづくりの流れ

キックオフイベント

セミナーで採用ブランディングの基礎や事例を学ぶ
セミナーの様子

ワークショップ

専門家の支援を受けながら自社ならではの採用のブランドづくりに取り組む
ワークショップの様子

実践プログラム

自社の採用活動の課題と対策を考えるワークに挑戦
話し合いをする様子

昨年度
「プロペル」に参加

伊佐 優子さん画像

株式会社タカショーデジテック マネージャー 伊佐 優子さん

 単に採用者を増やすだけでなく、入社後に起こりがちな「イメージしていた仕事と違う」といったミスマッチも解消したくて「プロペル」に参加しました。以前の採用活動は自分たちで手探りで行っていたので、専門家の皆さんの協力を得られることや色々な立場の方との接点を持てることも参加の決め手でした。
 「プロペル」では、採用のブランドづくりで重要な「求める人材」の整理をまず行い、その人たちへのアプローチ方法の検討や訴求できるPR文の作成など、ターゲットを定めた情報発信に注力してきました。今後は自分たちでこれらの活動を継続・発展させながら、人を呼び込み、定着につながる仕組みを築いていきたいです。

職場への定着を支援

 近年の人手不足は、高い離職率がその一因となっており、特に若手社員の場合は、働く環境や職場の人間関係をきっかけとした離職が多くなっています。このような離職を減らし、定着につなげるための新たな研修事業を開始しました。

わかやま共育リレー

 さまざまな業界で働く人と共に学べる異業種横断型の研修を開催しています。

新入社員向けのコース
対象:高卒・大卒で採用1年目の社員
  • 目的:県内で仲間づくり/今後のキャリア(将来の働き方ややりたい仕事)を考える
  • メンター※向けのコース
  • 対象:入社15年目以内で新入社員の育成・指導をする社員
  • 目的:メンターとしてのスキルを習得/人間関係や職場環境をコントロールする力を高める
  • ※指導や助言を通して新入社員をサポートし、成長を促す役割を担う社員
  • 詳しくはこちら


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