和歌山県人会の活動
世界に広がる和歌山県人会

県人会の活動
ブラジル和歌山県人会創立65周年記念式典

和歌山県の取り組み
また、南加和歌山県人会(南カリフォルニア)や中南米諸国の県人会の子弟を数週間受け入れ、県内の高校生、大学生との交流や日本文化体験、交流イベントなど、様々な形で日本・和歌山を体験する事業を実施しています。

(アルゼンチン和歌山県人会)
ルーツ:新宮市熊野川町(二世)
2年間の日本留学で、日本はこんなに素晴らしい国なんだと自分の目で確かめて、これを子供たちに伝えなきゃと思って日本語教師の道を歩み始めました。日亜学院で教師をしてもう42年になります。授業では、勉強以外に思いやりの心や相手を尊重するといった日本の価値観を伝えています。学院が始まった当初はもちろん生徒は全員日系人でしたが、今は70%が非日系です。それだけ日本に対する興味関心が高くて、日本のイメージがアルゼンチンでは非常に良く、日本人というだけで信頼されて尊敬されています。

(東部カナダ和歌山県人会)
ルーツ:美浜町三尾(三世)
どうしてユダヤ人が日系人を助けたのかというと、戦時中に迫害を受けていたユダヤ人難民にビザを発給して救った日本の外交官杉原千畝のことを彼らが覚えていたからなんです。ユダヤ人は日系人を歓迎し、日系人のために力を注いでくれました。
ただ、仕事をもらえたといっても賃金は低く生活は苦しいものでした。それでも皆故郷である三尾のためにお金を送っていたのです。