
世界遺産登録20周年
平成16年7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されて以降、世界遺産地域へ国内外から多くの観光客が訪れています。令和3年には、世界遺産の活用と保全のサイクルを確立した本県の取組が評価され、世界的に著名な旅行メディアであるロンリープラネットのランキング「Best in Travel 2021・サスティナビリティー読者投票部門」で本県が世界で唯一選出されました。
令和6年に登録20周年を迎えるにあたり、世界遺産のブランドに加え、「環境にやさしい持続可能な観光地」として国内外にPRするための大型キャンペーンを展開し、令和7年に開催される「2025年大阪・関西万博」との相乗効果を図ります。

参詣ウォークの推進
● 令和の熊野詣(熊野古道ウォーク)
熊野詣の出立式の開催及び熊野古道のウォークツアーの旅行商品造成を図ります。
● ロングトレイルの推進
熊野古道の宿泊を伴う歩き方のモデルプランを作成し、長期滞在型の熊野古道ウォークを推進します。
● レール&ウォークの推進
紀伊半島に延びる鉄道路線を活用したレール&ウォークをはじめ、県内全域で観光地の魅力を感じてもらえるような周遊モデルコースを紹介していきます。
交通アクセスの利便性向上
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- 関西観光本部や東京観光財団と連携し、京阪神地域や首都圏から世界遺産地域へ至る広域観光周遊ルートの共同プロモーションに取り組みます。
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- 交通アクセスの利便性向上を図るとともに、関西国際空港や京都から高野山、高野山から熊野地域を周遊するアクセスバス、羽田空港~南紀白浜空港便の利用促進に取り組みます。
世界遺産登録20周年に向けた
機運醸成
世界遺産の地でのコンサート開催や、首都圏でのシンポジウムの開催などにより、広く全国に向けて機運醸成を図ります。