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掲載内容



地域の活力を高める

 地域の暮らしを維持し、活性化するためには、住民同士で話し合い、自ら課題を解決していくことが重要です。
 また、地域おこし協力隊など、地域外からの人材との連携により、多角的な視点からの新たな発想が生まれ、地域の可能性も広がります。

地域主体の活動を応援

 県では、全国に先駆けて「過疎集落支援総合対策」を実施し、これまでに25の市町村・44の生活圏でさまざまな地域課題を住民自ら解決する取組が行われてきました。
 地域での課題解決にご関心のある方は、市町村または県振興局地域課にご相談ください。

地域課題解決に取り組む皆さんを応援します!
過疎集落支援総合対策
【事業主体】 住民団体、NPO、市町村など
【対象地域】 県内の過疎地域
【応援内容】 費用の補助(補助率1/2または定額、最大1千万円)
【取組の例】 買い物支援バスの運行
他地域との交流・体験イベントの開催
特産品づくり 防災訓練や見守り活動の実施
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取組事例
坂上  晴生 さんの写真
つみきのへやの写真
「森のカフェ」「つみきのへや」は毎月最終日曜日の営業

粟生いきいき寄合会 会長 坂上 晴生 さん

 廃校を活用し、地元産品を使った「森のカフェ」と積み木で遊べる「つみきのへや」を運営しています。他にも、月2回のお弁当販売や住民同士の交流の場「おしゃべりサロン」の開催、ものづくりの催しなどを行い、活気ある地域づくりを進めています。
 以前から過疎化・高齢化を課題に感じ、有志の住民で話し合いをしていましたが、寄合会を結成して多くの人の意見も取り入れたことで、地域のために何かしたいという思いを形にすることができました。
 若い人や子供連れの方が大勢訪れてくれており、交流人口の増加や地域活性化に繋がっています。遊びに来た人が将来的に移住も考えてくれればという願いを込め、これからも取組を続けていきます。

地域おこし協力隊の受入拡大
 地域おこし協力隊は、田舎暮らしや社会貢献活動に関心のある都市住民が、移住して地域課題解決のための活動を行い、その地域への定着を図る取組です。これまで県内で100名以上の隊員が活動し、約6割の方が任期終了後も地域に定住し、活躍しています。
 県では、地域づくりの担い手となる隊員の受入を増やしていくため、隊員同士の交流・学びの場の提供に加え、任期を終えた隊員によるネットワーク組織を設立し、現役隊員の相談などのサポートを行う取組を進めます。
地域活性化のための企画を話し合う隊員と住民の写真

地域活性化のための企画を話し合う隊員と住民



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