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掲載内容



新しい芽を生み出す
次代を見据えた新産業の創出

コロナが収まった時、県が成長するためのエンジンとなるよう、ロケット発射場建設を契機とした新産業の創出、IR誘致などの取組を推進していきます。

ロケット発射場を中心とした地域活性化

串本町でスペースワン社が建設を進めている日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」(令和3年夏頃に完成予定)は、その建設投資効果や射場運営効果、観光消費効果を合わせて10年間で670億円程度の経済波及効果があると見込んでいます(県試算)。

また、和歌山県が地球と宇宙をつなぐ世界的な拠点になることで、宇宙教育の充実や、将来的には宇宙関連産業の呼び水となるなど、中長期的にもさまざまな波及効果があるものと期待されます。

そのためにも、まずは同社の事業が軌道に乗るよう支援するとともに、ロケット打ち上げの瞬間の臨場感を体験することができる見学場など、地域と調和のとれた持続可能な観光客の受け入れ態勢の整備を行っていきます。

発射場イメージ画像
発射場イメージ(スペースワン社提供)
和歌山マリーナシティ(和歌山市)の写真
IR誘致の実現

県では、大きな経済波及効果や雇用創出効果が見込めるIR(統合型リゾート)の和歌山マリーナシティ(和歌山市)への誘致をめざしています。

IRの誘致は、和歌山県勢の発展に弾みをつけるまたとないチャンスであり、社会的リスクを排除しつつ、経済成長を遂げるための施策として全力で取り組んでいるところです。

2022年4月までに国への区域認定申請を行う予定であり、国から認定されれば、日本で最初のIRとして開業できると考えています。



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