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掲載内容

新型コロナウイルス感染症による影響で、地域経済は大打撃を受け、苦境に立たされています。県では、このコロナ不況に負けずに地域経済を守り抜くため、資金繰り対策などを通じて、県内企業の事業継続に取り組んでいます。
そのうえで、県が発展していくためには、成長への新しい芽を生み出していかなければなりません。
さらに、コロナ後の新しい世界に対応した新たな取組に挑戦し、この危機を乗り越えていきます。
問い合わせ:県庁企画総務課 電話073-441-2331

コロナ危機により、観光や外食などのローカル産業や経営基盤の弱い中小企業は、需要の減少や資金繰りの悪化など甚大な影響を受けています。
県では、全国に先駆けて実施した金融支援をはじめ、全業種を対象にした事業継続支援金や家賃支援金など、県独自の包括的な支援策を講じることで、事業継続を強力に支援してきました。現下の情勢が長期化する恐れがある中で、さらに県内企業の資金繰り対策として十分な融資枠を確保するとともに、社会環境の変化を的確に捉えた県内企業の事業展開を積極的に支援し、地域経済を守り抜きます。
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により、海外や県外との往来の自粛、行動・営業の自粛などにより、県内の観光産業は危機的な状態となりました。その中で、感染予防と経済の両立を図るため、県民の皆さんを対象としたわかやまリフレッシュプランを皮切りに、国のGo Toキャンペーンの実施などにより、減少した観光客を徐々に取り戻しつつあります。
今後も、本県への更なる誘客を図るため、豊かな自然と文化に恵まれた和歌山の魅力を大々的にPRする「蘇(よみがえ)りの地、わかやま」キャンペーンを引き続き展開していきます。
●「蘇りの地、わかやま」宿泊得々キャンペーン
宿泊得々キャンペーン期間中に県内の宿泊施設に宿泊し、応募した方の中から抽選で賞品をプレゼント!
応募期間 3月1日まで(当日消印有効)
「蘇りの地、わかやま」宿泊得々キャンペーンのページへリンク
●わかやま・まるごとスタンプラリー
和歌山の旅をもっと楽しく、旅のお供に役立つアプリを開発。和歌山おすすめスポットにモバイルでチェックインできます。「わかやま歴史物語 人物編(江戸~近代)」と「水の国、わかやま。」の2種類のスタンプラリーをご用意!
応募期間 令和4年2月28日まで
わかやま・まるごとスタンプラリーのページへリンク
インタビュー 白浜観光協会 会長 藤田 正夫さん

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、5月以降、大規模なイベントが中止になり、ホテルだけでなく飲食店も大きな打撃を受けました。
それでも、国や県の支援策を活用したり、温泉旅館協同組合や商工会と協議を重ねて、白良浜を開放したことで、8〜10月は徐々に持ち直してきました。南紀白浜空港の搭乗率も上がってきており、ホテルも感染防止策を講じて受入態勢を整えていますので、県内外から多くの方にお越しいただきたいと考えています。
※インタビューは11月12日に行いました。