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掲載内容


年頭のごあいさつ 市街地の朝日(和歌山市)の写真

市街地の朝日(和歌山市)

和歌山県知事 にさか よしのぶ

和歌山県知事

仁坂 吉伸

 あけましておめでとうございます。
 謹んで県民の皆さんに新春のお慶(よろこ)びを申し上げます。
 今年は、明治4年の廃藩置県により、和歌山県、田辺県、新宮県の3県が統合され、現在の「和歌山県」が誕生してから150周年を迎えます。
 コロナ禍の長期化が見込まれる今、当面は、早期発見、早期隔離、徹底した行動履歴の調査によるコロナの感染拡大防止と、苦境に立たされた地域経済の再生との両立に取り組みます。それとともに、これまで幾多の荒波を乗り越えてきた歴史と先人を模範とし、コロナ後の新たな世界への対応を進めます。
 その中の大きな変化の潮流として、東京一極集中からの地方回帰の流れを受けて、ICT・オフィス系企業の誘致などを推進し、社会のデジタル化の潮流に沿って「デジタル和歌山」の実現を進めます。さらに、新しい産業を起こすため、日本初の民間ロケット発射場の完成に伴い、宇宙関連産業の誘致やIR誘致についても引き続き推進し、和歌山の未来を切り拓きます。そして、「紀の国わかやま文化祭2021」、「紀の国わかやま総文2021」の開催により、生誕150周年を文化の咲き誇る和歌山にしたいと思います。
 コロナ禍において、献身的に御協力くださる医療従事者の皆さんをはじめ、安全な生活・外出を心がけてくださる皆さんに、改めて感謝を申し上げます。
 コロナからの勝利を信じ、本年も和歌山の力強い再生を実現するため、全力を尽くしてまいります。県民の皆さんも一緒に頑張っていきましょう。
 この一年が、皆さんにとって幸ある年となりますことをお祈り申し上げ、年頭の御挨拶といたします。

和歌山県議会議長 きしもと たけし

和歌山県議会議長

岸本 健

 新年あけましておめでとうございます。
 県民の皆様には健やかに新春をお迎えのこととお慶(よろこ)び申し上げます。
 さて、昨年の「新型コロナウイルス感染症」の流行は、私達の暮らしに大きな影響を与えました。オンライン授業や在宅勤務といった新たなライフスタイルの採用など生活環境は一変し、また、東京オリンピック・パラリンピックなど様々なイベントが延期や中止を余儀なくされる、正に激動の年となりました。
 日々医療の最前線で治療に尽力されている医療従事者の皆様をはじめ、各分野において地域経済を支えてくださっている皆様、感染症対策にご協力くださっている全ての県民の皆様に、改めまして御礼と深謝を申し上げます。
 現在、社会全体が想定もしなかった状況に直面していますが、今こそ私達は前を向き、歩みを進めていかなければなりません。
 本年は、和歌山で初開催となる「紀の国わかやま文化祭」や「全国高等学校総合文化祭」といったビッグイベントが予定され、4月には、和歌山県立医科大学に薬学部が新設されるなど、令和3年を希望に満ちた反転攻勢の年とすべく、様々な施策が準備されています。
 県議会といたしましても、県行政と共に感染防止対策と社会経済活動を両立させ、ふるさと・和歌山に元気が戻るよう努力してまいりますので、引き続き、ご支援、ご協力をお願い申し上げます。
 結びに、この一年が県民の皆様にとってより良い年になりますようお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

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