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掲載内容

平成30年度に串本太地道路が事業化されたことに引き続き、令和元年度には新宮道路が新規事業化され、これにより近畿自動車道紀勢線が全線事業着手されました。本県にとって紀伊半島一周高速道路の早期実現は念願であり、これまでも機会を捉えて早期実現を強く求めてきたところであり、そうした取り組みが実を結んだところです。
引き続き2025年に開催される大阪・関西万博までに完成されるよう国に働きかけていきます。
本県が将来にわたり発展し続けるため、また大規模災害に備えるために、高速道路や幹線道路のさらなる整備を進めています。これにより、県内主要都市間の2時間移動や県内各地のどこからどこへでも概ね3時間移動の実現をめざします。


県では、企業立地や観光振興、農林水産業の振興など将来のチャンスを保障する「チャンスの道」として、また南海トラフ巨大地震など大規模災害に備え、迅速な救助・救援を可能にする「命の道」として、高速道路の早期整備に取り組んでいます。
現在、近畿自動車道紀勢線において、すさみ串本道路や新宮紀宝道路では工事が進められており、串本太地道路や新宮道路では調査設計などが進められています。
また、南紀田辺ICまでの4車線化のうち、有田IC−印南IC間では、令和3年12月までの完成に向け、工事が進められています。さらに、令和2年度には印南IC−みなべIC間が事業化されました。

高速道路の供用に合わせて、高速道路ICから主要道路までのアクセス道路を整備することにより、円滑な交通を確保します。
平成31年3月に開通した和歌山南スマートICのアクセス道路となる県道和歌山橋本線及び県道三田海南線がICと同時に開通しました。
このほか、県道井関御坊線などの整備を進めています。




老朽化対策の推進
県では、施設等の長寿命化計画を策定し、戦略的な維持管理・更新を推進しています。