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掲載内容


人権連載 こころの気づき

女性が安心して働ける職場にするために
 マタニティハラスメント(マタハラ)をご存知でしょうか。マタハラとは、女性が妊娠・出産・育児を理由に職場で不利益に扱われたり、上司や同僚から嫌がらせを受けたりすることで、女性の仕事と子育ての両立を妨げる要因となっています。
 事業主が妊娠・出産・育児を理由に解雇・雇止め・降格などの不利益を課したり、育児休業の取得などを妨げたりすることは法律で禁止されており、また、事業主には上司・同僚によるマタハラを防止する義務があります。このことは、男性の労働者が家事・育児に参加する場合についても同様です。
 マタハラのない、安心して子供を産み育てながら働ける職場にするためには、日頃からお互いの状況をよく理解し合えるように積極的なコミュニケーションを心がけ、出産や子育てを応援し支え合う関係をつくることが大切です。
労働相談室
火・水・木・金曜16:00〜20:00
土・日曜10:00〜16:00
和歌山市北出島1-5-46
電話073-436-0735
 マタハラに関する悩み事があるときは、職場や公的機関の相談窓口などに相談し、問題をひとりで抱え込まないようにしましょう。県では、職場のトラブルや悩み事について専門の相談員がアドバイスする労働相談室を設けていますので、お気軽にご相談ください。
問い合わせ:県庁労働政策課 電話073-441-2790
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