県民の友 11月号トップページへ

掲載内容




子供を守る取組

問い合わせ:県庁青少年・男女共同参画課 電話073-441-2555

 近年の急激なスマートフォンの普及やインターネット利用者の低年齢化等から、インターネット上でトラブルを経験する青少年が増加しています。
 特にトラブルが起こりやすいのがSNSで、大人の目の届かないところでトラブルに巻き込まれる青少年も多く、社会問題となっています。
 安易に個人情報や自撮り画像等を投稿することにより、その画像などが拡散され、悪用されることもあります。
 こうした被害を防止するため、県では出前講座などを行い、一人ひとりがインターネットを正しく使いこなすための知識や能力を身につけてもらえるように取り組んでいます。
教育関係者を対象としたネットモラル研修の様子
ネットパトロール事業
 県では、青少年を「ネットいじめ」などから守るため、県教育委員会や県警察本部と連携し、「ネットパトロール事業」を実施しています。
 専門パトロール員が「各種サイト・掲示板」などを探索し、見つかった有害情報を県庁青少年・男女共同参画課で集中管理し、内容ごとに専門機関へ連絡しています。
 学校関係のものは、県教育委員会を通じてそれぞれの学校に情報提供し、教職員による生徒指導を行い、刑罰法令に抵触する可能性がある場合は、県警察本部に連絡します。

青少年をネットトラブルから守るために(和歌山県青少年健全育成条例による規制)
 インターネット上の有害な情報から青少年を保護するため、平成24年7月に保護者やインターネット事業者等の講ずべき措置等についての規定を設けました。フィルタリングの利用や家庭でのルール作りが大切です。
 また、平成31年4月には、自撮り画像(児童ポルノ)被害を防止するため、青少年に児童ポルノ等(裸や下着姿などの画像)の提供を求める行為を禁止するとともに、悪質な行為をした場合には罰則を課す規定を新たに追加しました。

わかやまネットトラブル相談窓口
(LINE)
和歌山県SNS相談窓口
LINEを活用した、ネットトラブル専用の相談窓口です。
ネット上に投稿された画像やメッセージなどのネットトラブルで悩んでいませんか?
自分一人で悩まずに、気軽にご相談ください。
相談受付 月~金曜日
わかやまネットトラブル相談窓口(LINE)
QRコード     (15:00〜21:00)
     ※祝日、年末年始を除く
対象者  和歌山県内在住の
     青少年(18歳未満)

友達登録はこちらから
  LINEを活用した中学生、高校生のための相談窓口です。 きいちゃんイラスト
相談受付 令和2年1月31日まで
     月~金曜日
     (17:00〜21:00)
     ※祝日、年末年始を除く
対象者  県内の中学生、高校生
     ※QRコード記載のカードを配布済み
電話などの既存の相談窓口も、継続して開設しています。
問い合わせ:県教育庁児童生徒支援室
       電話073-441-3689


ヘイトスピーチ

問い合わせ:県庁国際課 電話073-441-2055

様々な人種の人たちが手を取り合うイラスト 特定の国の出身であることのみを理由に、日本社会から追い出そうとしたり危害を加えようとしたりするなどの一方的な内容の言動が、一般にヘイトスピーチと呼ばれています。
 近年、日本に在留する外国人が増加傾向にある中、文化や習慣などの違いによる理解不足から、インターネット上で差別的な書き込みなどが問題となっています。
 こういった問題の解消に向けて、平成28年6月に「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律」いわゆる「ヘイトスピーチ解消法」が施行され、本県でも県民の理解を深めるための啓発活動に取り組んでいます。
 今後、東京オリンピック・パラリンピック競技大会や大阪・関西万博などの開催を控え、外国人の方々と交流する機会はますます増えていきます。民族や国籍など関係なく、互いの人権を尊重しあう社会の実現をめざしましょう。






▲このページのトップに戻る