令和4年度食品、添加物等の夏期一斉取締りの実施結果

夏期に多発する食中毒等の食品による事故の防止を図るとともに、積極的に食品衛生の向上を図るため、夏期一斉取締りを実施しました。

 1.実施日時 令和4年7月1日(金)から7月29日(金)

 2.実施機関 県立保健所(支所)、環境衛生研究センター、食品・生活衛生課

 3.監視指導の内容 食品関係事業者の監視指導、食品の収去検査等

監視指導結果

  • 鶏肉を取り扱う飲食店や販売施設等199施設に対して立入検査を実施しました。
    このうち、生食用又は不十分な加熱での販売・提供を行っていた2施設に対して指導しました。
  • 野生鳥獣肉(ジビエ)を使用し、製造・調理・販売を行っている7施設に対して立入検査を実施しました。
  • 大量調理施設(弁当屋、仕出し屋、旅館、病院等)65施設に対して立入検査を実施しました。
    このうち、「大量調理施設衛生管理マニュアル」やHACCPに沿った衛生管理の手引書に基づき衛生管理を実施するよう26施設に対して指導しました。 

食品の検査結果

 食品販売店等から、食品延べ50検体を収去し、野菜・果実の残留農薬検査、アイスクリーム類・氷菓及び浅漬の汚染実態調査を実施しました。

 検査の結果は以下のとおりです。

検査件数 結果
生鮮野菜・果物 20
アイスクリーム類・氷菓 20 1検体から大腸菌群が検出されたことから、
製造者に対し改善指導を行いました。 
漬物(浅漬) 10 1検体から大腸菌が検出されたことから、
製造者に対し改善指導を行いました。
合計 50

消費者に対する食中毒予防啓発

 食中毒の発生しやすい気象条件となったとき、注意喚起を目的として、「食中毒注意報」を1回(7月29日~7月30日、和歌山県全域)発令し、県政ニュース等で広報を実施しました。

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