和歌山県水道広域化推進プランを策定しました

1.背景・目的
     水道事業をめぐる状況は、人口減による給水収益の減少、施設の老朽化対策や災害対策による設備投資の増加、職員の減少や高齢化で技術継承が困難になるなどの課題があり、さらなる経営基盤の強化が必要とされています。
     平成30年に水道法が改正され、県に対し、広域化による水道事業者の経営基盤強化への関与が求められ、その具体的な推進方針等を「水道広域化推進プラン」として取りまとめるよう国から要請されました。
  本県では令和元年度に「和歌山県水道ビジョン」を策定し、県内水道事業の広域化の推進方針や当面の具体的な取組について、今後の方向性を明記したところであり、このたび「和歌山県水道広域化推進プラン」を策定いたしました。
 

2.策定の趣旨

    本プランの趣旨は、県内水道事業が持続的な経営が行えるよう広域的な観点から様々な連携のあり方およびその効果検証として試算した財政シミュレーションを提案することにあります。
 

3.今後の取組
 現在、各市町村では「経営戦略」等に基づいた計画的な経営が行われており、本プランは、こうした市町村の方向性を拘束するものではなく、市町村と連携を図りつつ水道事業の広域化を推進してまいります。
 

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