HACCP及びトレーサビリティについて、重要とする行政施策(平成15年アンケート結果その5)

HACCP及びトレーサビリティについて

問17:あなたは、HACCP(ハサップ)について知っていますか?(1つ選択)
(HACCPとは、安全な食品をつくるための高度な衛生管理の方法)

問17グラフ

項目 回答数 割合
1:すべての食品で必要であり活用する 179 20.8%
2:一部の食品では必要で、活用したい 116 13.5%
3:そのようなシステムがあれば良いと思う 349 40.5%
4:あまり必要でない 20 2.3%
5:必要でない 3 0.3%
6:わからない 170 19.7%
7:無回答 17 2%

問18:あなたは、トレーサビリティについて知っていますか?(1つ選択) (トレーサビリティとは、農畜水産物などがどこで、どのように栽培・生産され、流通されたかを追跡できるシステムのことです。)

問18グラフ

項目 回答数 割合
1:よく知っている 47 5%
2:少しは知っている 125 15%
3:聞いたことはあるが、よく知らない 202 23%
4:まったく知らない 469 55%
5:無回答 18 2%

問19:上記トレーサビリティのシステムは、現在一部の大手スーパーなどで実施されており、今後もますます取り組まれていきますが、このシステムについてどう思われますか?(1つ選択)【回答者数:837名】

「トレーサビリティ」を「まったく知らない」が55%と半数以上ではあるが、その必要性については75%の方が「必要」あるいは「あれば良い」と考えているようである。

問19グラフ

項目 回答数 割合
1:よく知っている 39 5%
2:少しは知っている 118 14%
3:聞いたことはあるが、よく知らない 246 29%
4:まったく知らない 441 50%
5:無回答 17 2%

重要とする行政施策及び意見等

問20:あなたは、食品の安全・安心を確保するための行政施策として何が重要だと思いますか?(3つ以内選択) 【回答者数:834名、総回答数:2212】

行政施策として何が重要であるかとの問に対し、「食品の分析による検査の強化と公表」 72.3%(603)及び「製造所・販売所への立ち入り検査の強化」68.2%(569)を両方もしくはどちらか一方でもあげている方が88.3%(737名)で、多くの方がこの二つの項目を重要だと考えている。
また、次にあげられた「農畜水産物の生産者への指導強化」40.9%(341)と「業者の自主管理の推進」27.5%(229)は、生産・製造の段階での安全の確保対策の重要性を示している。 4番目にあげられてはいるが「消費者からの意見の収集と施策への反映 」27.7%(231)については、今後、行政が取り組まなければならない重要な課題であると思われる。

問20グラフ

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