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掲載内容

ネットパトロール
違法・犯罪行為や誹謗(ひぼう)中傷、個人情報、問題行動がネット上に掲載されていることがあります。このような投稿は、情報の拡散・悪用によって、当事者だけでなく掲載内容に関係する人たちにも多大な被害が及ぶ可能性もあります。
県では、子供によるネット上のこのような投稿を見つけ出し、投稿の削除や書き込みをした子供を指導する取組を行うことで、被害を最小限に食い止めるとともに、再発防止に努めています。
困ったときは相談を
県では、ウェブサイトのチャット機能を使った専用の相談窓口を開設し、トラブル解決に向けたサポートを行っています。
一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

わかやまネットフォーラム
ネット上に危険が潜んでいるとはいえ、大人が子供のネットの使い方を一方的に押し付けるのではなく、子供が納得できるような使用方法を一緒に考えていくことが大切です。
県では、令和3年12月に「第1回わかやまネットフォーラム」を開催しました。子供と大人がネット利用のことを本音で話し合うことで、より良いネットの使い方を考える環境を作っていきます。


県PTA連合会顧問 小川 真理子さん
子供のネット利用を規制するのではなく、正しく使えるように親子が一緒に考えることが大切だと感じています。
そのためには十分な話し合いが必要です。一方的な押し付けにならないよう、子供の考えを受け入れ、親としての気持ちや愛情もきちんと伝えることを心がけています。

紀の川市立 打田中学校1年 清瀧 結菜さん / 海堀 煌太さん
動画やゲームを楽しんだり、友達とコミュニケーションを取ったりとネットは生活に欠かせないものですが、使い方次第ではトラブルや健康への悪影響に繋(つな)がってしまいます。
正しく使うためには、使用方法や時間に注意するなど自分自身の心がけと、家族で話し合って皆が納得できるルールを作ることが大切だと思います。
出張講座
子供のネットリテラシーを育てるため、児童生徒や教員、保護者などを対象に、ネットの正しい利用方法を伝える講座を開催しています。
専門講師や県職員が、学校や子供会など申込団体の希望する場所に赴き、お話しします。希望される方はお申込みください。


電話073-441-2502
費用:無料

フィルタリングを利用しよう
フィルタリングは、子供を違法・有害サイトへのアクセスから守り、安全・安心にネットを利用するためのサービスです。
SNSに起因するトラブルにあった子供の8割以上はフィルタリングを利用していませんでした。
フィルタリングの設定や解除には、法令で決まりが設けられています。
子供を守るためにも、ご家庭に合った上手なフィルタリングサービスの活用を検討してみましょう。
詳しくは「上手にネットと付き合おう!安心・安全なインターネット利用ガイド(総務省)」のページへリンク


※2 和歌山県青少年健全育成条例
ルールを作ろう
子供をネット上の危険から守るために、利用時間やネットの使い方、困ったときの相談先など、下の例のような家庭のルールを作りましょう。子供の成長に応じてルールを見直すことも大切です。


