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掲載内容



県政最前線 農業をもっとスマートに
問い合わせ:県庁研究推進室 電話073-441-2995

和歌山県の農業は、果樹の産出額が農産物全体の約6割を占めています。京阪神に近いという立地条件と温暖な気候条件を活(い)かして、果樹などの商品作物を中心にさまざまな種類の作物を栽培しています。

県では、収益性の高い農業の実現をめざし、これまでにさまざまな取組を行ってきました。その結果、最近5カ年の農業産出額の伸び率が全国2位になるなど、取組の効果が出てきています。

また、日本産の農産物は安全性が高く品質も良いことから、今後、海外で需要増加が見込まれる有望な産業です。全世界に向けて和歌山産の農産物を販売していくため、さらに活性化させていかなければいけません。

一方で、近年は労働力不足が問題となっています。県では、この労働力不足を解消し、超省力化や生産性向上、高品質生産などを可能にする「スマート農業」への取組を推進していきます。

基幹的農業従事者数の推移(単位:人)
最近5カ年の農業産出額の推移(単位:億円)
順位 都道府県 農業産出額 伸び率
H26 H30
1 秋田県 1,473 1,843 25%
2 和歌山県 952 1,158 22%
2 高知県 962 1,170 22%
4 山梨県 797 953 20%
5 宮城県 1,629 1,939 19%


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