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平成29年 6月定例会号 主な記事

元気な和歌山実現へ!

新しく就任した議長・副議長にこれからの和歌山について語っていただきました。

尾﨑太郎議長 

新しい和歌山県長期総合計画にも示されている、元気な和歌山を創るためにはどのようなことが必要とお考えですか。

尾﨑議長 かつて和歌山県は、海という「道」によって発展してきましたが、近年は、本県につながる道の整備が進むとともに世界とつながる「道」としての関西国際空港の利用も拡大している今、いよいよ和歌山が大きく開かれようとしています。このチャンスをいかに活かしていくかが和歌山が元気になるための課題と考えます。

山本茂博副議長

山本副議長 本県は、農業、漁業などの第1次産業が基幹であり、この育成が非常に大切であると思います。加えて風光明媚な景観、世界遺産や温泉など地の利を活かした自然と共生した観光産業の育成が重要と考えます。


紀伊半島大水害や東日本大震災から約6年が経過しましたが、これからの防災対策についてどのようにお考えですか。

尾﨑議長 命の道といわれる避難路や避難場所としての高台の整備は重要でありますが、県民の皆さんには、災害発生時にまずは「逃げる」ということを意識していただくことが大切だと考えます。「まだ大丈夫」と思う前に、逃げることを最優先に行動するという気持ちを強くお持ちいただくことが、何よりの防災対策と考えています。

山本副議長 近い将来、「東海・東南海・南海地震」など巨大地震の発生が懸念される中で、県民の命を守ること、たとえば避難タワーの整備や家屋の耐震補強が必要と考えますし、また、「自分の命を守ること」、つまりいち早く逃げるということについて、教育、啓発をしていかなければならないと考えています。

現在特に力を入れて取り組んでいることを教えてください。

尾﨑議長 本年、日本遺産に認定された「和歌浦」をテーマとした活動を行っており、和歌祭への参加や地元の方々といっしょになって天満宮の夏祭りを盛り上げることにも取り組んでいます。
 また、和歌川の浄化を進め、山部赤人が詠んだ有名な干潟の再生により、和歌浦全体のポテンシャルを上げていきたいと思っています。

山本副議長 本県の基盤整備、中でも道路網の整備が重要と考えています。本年3月、ようやく京奈和自動車道の和歌山県側が開通しました。また、大変大きな構想ではありますが、国土軸としての紀淡海峡連絡橋の整備など非常に大切な事業があります。さらに、近畿自動車道紀勢線全線の早期供用開始や府県間道路の早期完成など道路網の整備を進めること、命の道を確保することに取り組んでいます。

今後の議会運営に対する抱負をお聞かせください。

尾﨑議長 活発な議論が行われることが議会の存在意義であると考えており、そのためには、一党一派に偏することなく、広く、また積極的に発言ができる雰囲気をつくり、県民の皆さんの前で、堂々と論戦を闘わせることができるような議会を目指します。

京奈和自動車道

山本副議長 公平・公正に、かつ円滑な議会運営を行うこと、また尾﨑議長をしっかり補佐することが私の職務であると考えます。また、あわせて、期待される議会、信頼される議会を構築するため、議会の「見える化」を進めてまいります。


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