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濱口梧陵像の前で耐久高校の生徒さん達と
新しく就任した議長・副議長にこれからの和歌山について語っていただきました。
これからの防災対策をどのようにお考えですか。
浅井議長 熊本地震では震度7の地震が2回起き、大きな余震が続く中で、どう避難していいかわからない状況だったのではないでしょうか。南海トラフの地震では、どれくらいの被害が起きるのかわからない中で、とにかく1分1秒でも早く避難することが一番大事です。高齢者や障害者の方々の避難をどうサポートできるのかの再点検も必要ですし、安全な避難場所、避難路の確保も重要です。水害のことを考えますと、河川の整備も喫緊の課題です。
服部副議長 大きな地震や津波が来た時に自分の地域の中で、どう対応するか。まず命を守ることの啓発と自分たちで対応するということを考えていく必要があると思います。
平成28年7月から選挙権が18歳に引き下げられましたが、どうお感じですか。
浅井議長 政治にとって大きな転換ですね。少子高齢化、人口減少社会を迎える中、日本の未来を担う10代の方がより早く選挙権を持つことにより、政治に関心を示し、かかわってくれる若者が増えることを希望します。若い方々の意見も組み入れながら明日の和歌山をみんなで創っていきましょう。
服部副議長 私も議長と同感で、若者の意見をどんどん私たち議員にぶつけてほしいですね。自分たちの未来は自分たちの手で変えていくのだという意志を持って、私たち議員とともに、もっと素晴らしい和歌山にするためにどうすればいいのか、一緒に考えていければと思います。
和歌山県を元気にするために、どのようにお考えですか。
浅井議長 和歌山県を真の観光立県とするために持続性のある観光産業が必要です。和歌山県は1次産業の海産物・農産物だけではなく、それらを利用した加工品も多く作られています。1次産業と2次産業、それを広げていくための3次産業を一体化した6次産業の進展が和歌山県を大きく伸ばしていくと信じています。そして、それらの製品を買っていただくことで、改めて和歌山県を知っていただきたいですね。
服部副議長 一番の課題は人口減少を食い止めることだと思います。それぞれの地域で元気が出るようなアイデアに取り組んでもらい、議会としてもどんどんアイデアを出して、一緒に取り組んでいくことが元気な和歌山につながっていくと思います。
今後の抱負をお聞かせください。
浅井議長 公平・公正、そして円滑な議会運営は当然ですが、議員の意見をしっかり聞き、各地方の意見も吸収しながら、前向きな県議会として取り組んでいきたいと思っています。例えば議員による条例などもどしどし制定しながら和歌山県の活性化を図っていきたいと思っています。
服部副議長 副議長の立場ですので、議長を補佐しながら前向きで活発な議会運営に取り組んでいきたいと思います。