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令和6年 6月定例会号 主な記事

県議会しくみ

 県議会は、県民が選んだ県民の代表者である議員が、県政を進める上での重要な事項を審議し、決定する「議決機関」です。
 それに対して、知事をはじめとする「執行機関」は、県議会の決定に沿って実際に仕事を進めていくところであり、2つの機関は、それぞれの権限と役割が区分され、県政を運営するための両輪となっています。
 地方分権が進み、自治体での決定事項が増える中、県民の代表機関、議決機関である県議会の役割は一層大きくなっています。

県議会のしくみの図
 県議会には年に4回(2月、6月、9月、12月)定期的に開かれる定例会と、必要に応じ開かれる臨時会があり、それぞれ知事が招集します。
  
議長と副議長
 議長、副議長は、議員の中から選挙で選ばれます。
 議長は、会議の運営、議会の秩序保持などに当たり、対外的に議会を代表します。
 副議長は、議長に病気その他事故があるとき、または議長が欠けたとき、議長の職務を行います。

◎委員長 ○副委員長 (定数11人)
議会運営委員会

令和6年6月12日 選任・就任 ※図書委員会委員を兼任
議会の運営に関する事項や議会の会議規則、委員会条例に関する事項等について調査審議します。

◎ 中本 浩精
○ 秋月 史成
 井出 益弘
 濱口 太史
吉井 和視
中村 裕一
新島  雄
山田 正彦
尾﨑 太郎
藤本眞利子
岩井 弘次
審議内容
本会議の進め方  意見書・決議案 など
令和6年7月16日現在

令和6年6月12日 選任・就任
常任委員会

総務委員会
(定数7人)
◎鈴木 德久
○三栖 拓也
 堀  龍雄
 新島  雄
 長坂 隆司
 奥村 規子
(欠員)
福祉環境委員会
(定数7人)
◎佐藤 武治
○浦口 高典
 秋月 史成
 濱口 太史
 鈴木 太雄
 尾﨑 太郎
 林  隆一
経済警察委員会
(定数7人)
◎玄素 彰人
○中西  徹
 森  礼子
 井出 益弘
 尾崎 要二
 山下 直也
 中尾 友紀
審議内容
財政  危機管理
文化振興 など

所管する部局

総務部・危機管理部・企画部・会計管理者・選挙管理委員会・人事委員会・監査委員・他の常任委員会の所管に属しないこと

審議内容
福祉・子育て
高齢者・障害者施設
産業廃棄物対策 など

所管する部局

環境生活部・共生社会推進部・福祉保健部

審議内容
観光  産業と雇用
エネルギー
交通安全と治安 など

所管する部局

地域振興部・商工労働部・公安委員会・労働委員会

農林水産委員会
(定数7人)
◎北山 慎一
○坂本 佳隆
 冨安 民浩
 谷  洋一
 谷口 和樹
 浦平 美博
 川畑 哲哉
建設委員会
(定数7人)
◎山家 敏宏
○高田 英亮
 吉井 和視
 中本 浩精
 中村 裕一
 片桐 章浩
 岩井 弘次
文教委員会
(定数7人)
◎藤本眞利子
○岩田 弘彦
 藤山 将材
 山田 正彦
 坂本  登
 小川 浩樹
 小西 政宏
審議内容
農業・林業・水産業の振興 など

所管する部局

農林水産部・海区漁業調整委員会・内水面漁場管理委員会

審議内容
道路網・港湾設備
治水・砂防事業
都市政策・公園・建築 など

所管する部局

県土整備部・収用委員会

審議内容
学校教育
生涯学習・文化財 など

所管する部局

教育委員会

令和6年6月12日 選任・就任
予算特別委員会

予算特別委員会
(定数20人)

県の予算を総合的に審議します。
◎中村 裕一
○秋月 史成
 坂本 佳隆
 三栖 拓也
 森  礼子
高田 英亮
佐藤 武治
鈴木 德久
吉井 和視
玄素 彰人
山家 敏宏
北山 慎一
坂本  登
藤本眞利子
浦口 高典
長坂 隆司
中尾 友紀
小西 政宏
中西  徹
林  隆一
審議内容
一般会計予算 特別会計予算 など

令和5年5月19日 選任・就任
特別委員会

防災・国土強靱化
対策特別委員会

(定数11人)

防災、減災、迅速な復旧・復興等諸般の災害に関する施策について調査審議します。
◎尾崎 要二
○堀  龍雄
 坂本 佳隆
 井出 益弘
 高田 英亮
 鈴木 太雄
冨安 民浩
中村 裕一
長坂 隆司
中尾 友紀
(欠員)

人権・少子高齢化問題等
対策特別委員会

(定数10人)

人権、少子高齢化問題等に関する施策について調査審議します。
◎吉井 和視
○浦口 高典
 三栖 拓也
 藤山 将材
 森  礼子
中本 浩精
山下 直也
藤本眞利子
小川 浩樹
林  隆一
審議内容
  地震・津波対策 土砂災害対策 など
審議内容
人権問題対策 少子高齢化対策 など

行政改革・基本計画等
に関する特別委員会

(定数10人)

行政改革、県行政に係る基本計画等及び関西広域連合について調査審議します。
◎新島  雄
○中西  徹
 秋月 史成
 濱口 太史
 玄素 彰人
山家 敏宏
北山 慎一
尾﨑 太郎
小西 政宏
奥村 規子

半島振興・地方創生
対策特別委員会

(定数11人)

半島地域の振興対策及び地方創生に関する施策について調査審議します。
◎谷  洋一
○片桐 章浩
 佐藤 武治
 鈴木 德久
 岩田 弘彦
 山田 正彦
坂本  登
谷口 和樹
岩井 弘次
浦平 美博
川畑 哲哉
審議内容
行財政改革  関西広域連合 など
審議内容
半島振興  地方創生 など
令和6年7月16日現在

閉会中の委員会活動

必要に応じ閉会中も委員会を開いて、重要な事項について審査・調査をするほか、県内外の現地調査を行うなど、県民のみなさまの要望等を県政に反映させるため活発な活動をしています。

県議会仕事

 県議会は、法令により多くの権限が与えられています。それにより県政の重要な事項を審議し、進むべき方向を決定する役割をもっています。

議決

 条例の制定・改正・廃止、予算の成立、決算の認定、主要な契約の締結など、県政の重要な事項は、県議会の議決が必要です。

選挙

 議長・副議長・選挙管理委員会委員などを選挙します。

同意

 知事が選任・任命する副知事及び各種委員など県政の重要な職務に就く人の人事については、県議会の同意が必要です。

意見書提出・決議

 県民の公益に関する事項について、関係する行政機関や国会に意見書を提出します。また、時の社会問題等についての議会の意思を明らかにするため決議を行います。

請願の審査・陳情の受理

 県民から提出された請願を審査し、その内容が県政にとって有益なときは採択し、知事や関係機関に送付して、その処理の経過及び結果報告を求めます。
 また、県民から提出された陳情(意見・要望)は、内容を精査し、県政の参考とします。

調査・検査

 県の仕事が適正に行われているかどうか調査・検査します。必要に応じて、関係者から説明・意見を聴取したり、出頭・証言・記録の提出を求めたりします。

議案議決するまでの流れ

 議案は、本会議で質疑されたのち関係委員会に付託され、十分に審議された上で本会議で議決します。

議会で議決する議案の主なもの
予算 知事から提出された1年間の収入(歳入)と支出(歳出)の見積額のことです。議会で可決された予算をもとに各種の施策を実施します。
条例 県で定める法規のことで、議会の議決を得て制定します。条例には県民の権利や義務に関するもの、県政の運営に関するものなどがあり、知事提出のものと議員提出のものがあります。
本会議
開会議長が会議を開きます。
議案提出知事または議員が会議の議題(議案)を提出します。
議案説明提出者が議案について説明します。
質疑議員が質問をして、知事または関係部長などが答えます。
委員会付託提出された議案などを詳しく調べるため、委員会に審査を付託します。
矢印
委員会
付託議案調査説明聴取・質疑・採決
付託された議案などを十分に調査した上で、委員会として賛成か反対かの意思を決めます。(修正案を提出することもあります。)
矢印
本会議
委員長報告
委員会での審議が終わると、再び本会議を開き、委員長がその審査結果を報告します。

討論
委員長報告の後、議案について賛成か反対かの意見を述べます。

採決
議案が十分に審議されると、議長は賛成か反対かを問い、通常は、出席議員の過半数で可否を決します。

閉会
全ての議案の採決が終われば、議長が閉会の宣告をします。採決の結果、知事(執行機関)が実施するものは議長から知事へ通知されます。これをもとにして、知事(執行機関)は仕事を進めていきます。

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