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令和4年 6月定例会号 主な記事

県議会のしくみ

 県議会は、県民の皆様が選んだ代表者である議員が、県政を進める上での重要な事項を審議し、決定する「議決機関」です。
 それに対して、知事をはじめとする「執行機関」は、県議会の決定に沿って実際に仕事を進めていくところであり、2つの機関は、それぞれの権限と役割が区分され、県政を運営するための両輪となっています。
 地方分権が進み、自治体での決定事項が増える中、県民の代表機関、議決機関である県議会の役割は一層大きくなっています。

県議会のしくみの図
県議会仕事

 県議会は、法令により多くの権限が与えられています。それにより県政の重要な事項を審議し、進むべき方向を決定する役割をもっています。主な仕事(権限)は、次のとおりです。

議決

 条例の制定・改正・廃止、予算の成立、決算の認定、主要な契約の締結など、県政の重要な事項は、県議会の議決が必要です。

選挙

 議長・副議長・選挙管理委員会委員などを選挙します。

同意

 知事が選任・任命する副知事及び各種委員など県政の重要な職務に就く人の人事については、県議会の同意が必要です。

意見書提出・決議

 県民の利益に関する事項について、関係する行政機関や国会に意見書を提出したり、時の社会問題等についての議会の意思を明らかにするため決議を行います。

請願の審査・陳情の受理

 県民からの意見や要望を受理します。なお、請願については審査し、その内容が県政にとって有益なときは採択し、知事や関係機関に送付して、その処理の経過及び結果報告を求めます。

調査・検査

 県の仕事が適正に行われているかどうか調査・検査します。必要に応じて、関係者から説明・意見を聴取したり、出頭・証言・記録の提出を求めたりします。

議案を議決するまでの流れ

 議案は、本会議で質疑されたのち関係委員会に付託され、十分に審査された上で本会議で議決します。

議会で議決する議案の主なもの
予算 知事から提出された1年間の収入(歳入)と支出(歳出)の見積額のことです。議会で可決された予算をもとに各種の施策を実施します。
条例 県で定める法のことで、議会の議決を得て制定します。条例には県民の権利や義務に関するもの、県政の運営に関するものなどがあり、知事提出のものと議員提出のものがあります。
本会議
開会議長が会議を開きます。
議案提出知事または議員が会議の議題(議案)を提出します。
議案説明提出者が議案について説明します。
質疑議員が質問をして、知事または関係部長などが答えます。
委員会付託提出された議案などを詳しく調べるため、委員会に審査を付託します。
矢印
委員会
付託議案審査説明聴取・質疑・採決
付託された議案などを十分に審査した上で、委員会として賛成か反対かを決めます。(修正案を提出することもあります。)
矢印
本会議
委員長報告委員会での審査が終わると、再び本会議を開き、委員会で決まった審査結果を報告します。
討論委員長報告の後、議案について賛成か反対かの意見を述べます。
採決議案が十分に審議されると、議長は出席議員に対して賛成か反対かを問い、通常は、出席議員の過半数で可否を決します。
閉会全ての議案の採決が終われば、議長が閉会の宣告をします。採決の結果は議長から知事へ送付されます。これをもとにして、知事(執行機関)は仕事を進めていきます。
各委員会の紹介
委員会の役割
本会議
委員会付託
本会議で提出された議案等を議決に先立って議員が分担して詳しく調べるため、委員会(常任委員会または特別委員会)に審査を付託します。
委員会
委員会の様子 審査
議案等を付託された委員会では、その事務を担当する部局長等から詳しい説明を聞き、十分審査した上で、委員会としての賛否を決定します。
本会議
採決
委員長が委員会での審査の結果を本会議に報告します。議案等について、議員が賛成・反対の討論をし、多数決で議案等の可否を決定します。
◎委員長 ○副委員長
議会運営委員会(定数12人)
令和4年6月3日 選任、令和4年6月10日 就任
◎新島  雄
○中本 浩精
 井出 益弘
 森  礼子
 濱口 太史
 冨安 民浩
 吉井 和視
 山田 正彦
尾﨑 太郎
片桐 章浩
高田 由一
岩井 弘次
審議内容
議会の運営に関する事項や議会の会議規則、委員会条例に関する事項等について調査審議します。
常任委員会令和4年6月3日 選任、6月10日 就任
総務委員会
(定数7人)
◎山家 敏宏
○川畑 哲哉
 尾崎 要二
 新島  雄
 尾﨑 太郎
 片桐 章浩
 高田 由一
審議内容
県財政
危機管理
文化振興 など
所管する部局
知事室・総務部・企画部・会計管理者・選挙管理委員会・人事委員会・監査委員など
福祉環境委員会
(定数7人)
◎浦口 高典
○鈴木 太雄
 堀  龍雄
 中西 峰雄
 岩田 弘彦
 奥村 規子
 (欠)
審議内容
福祉・子育て
高齢者・障害者施設
産業廃棄物対策 など
所管する部局
環境生活部・福祉保健部
経済警察委員会
(定数7人)
◎北山 慎一
○谷口 和樹
 藤山 将材
 井出 益弘
 濱口 太史
 山下 直也
 岩井 弘次
審議内容
観光
産業・雇用
エネルギー
交通安全・治安 など
所管する部局
商工観光労働部
公安委員会・労働委員会

農林水産委員会
(定数7人)
◎鈴木 德久
○玄素 彰人
 玉木 久登
 谷  洋一
 藤本眞利子
 長坂 隆司
 中西  徹
審議内容
農業・林業・水産業の振興 など
所管する部局
農林水産部・海区漁業調整委員会・内水面漁場管理委員会
建設委員会
(定数7人)
◎佐藤 武治
○宇治田栄蔵
 森  礼子
 冨安 民浩
 吉井 和視
 楠本 文郎
 中  拓哉
審議内容
道路網・港湾設備
治水・砂防事業
都市政策・公園・建築 など
所管する部局
県土整備部・収用委員会
文教委員会
(定数7人)
◎多田 純一
○秋月 史成
 中本 浩精
 山田 正彦
 坂本  登
 杉山 俊雄
 林  隆一
審議内容
学校教育
生涯学習・文化財
スポーツ振興 など
所管する部局
教育委員会
特別委員会令和3年6月9日 選任・就任
防災・国土強靱化対策
特別委員会

(定数11人)
◎井出 益弘
○濱口 太史
 玄素 彰人
 尾崎 要二
 冨安 民浩
 玉木 久登
 佐藤 武治
 坂本  登
 浦口 高典
 杉山 俊雄
 岩井 弘次
審議内容
防災、減災、迅速な復旧・復興等諸般の災害に関する施策について調査審議します。
人権・少子高齢化問題
等対策特別委員会

(定数10人)
◎吉井 和視
○谷口 和樹
 藤山 将材
 秋月 史成
 岩田 弘彦
 山下 直也
 藤本眞利子
 楠本 文郎
 中  拓哉
(欠)
審議内容
人権、少子高齢化問題等に関する施策について調査審議します。
行政改革・基本計画等
に関する特別委員会

(定数10人)
◎尾﨑 太郎
○片桐 章浩
 山家 敏宏
 中本 浩精
 堀  龍雄
 森  礼子
 川畑 哲哉
 新島  雄
 奥村 規子
 多田 純一
審議内容
行政改革、県行政に係る基本計画等及び関西広域連合について調査審議します。

半島振興・地方創生
対策特別委員会

(定数11人)
◎山田 正彦
○高田 由一
 鈴木 德久
 宇治田栄蔵
 北山 慎一
 中西 峰雄
 鈴木 太雄
 谷  洋一
 長坂 隆司
 中西  徹
 林  隆一
審議内容
半島地域の振興対策及び地方創生に関する施策について調査審議します。
IR対策特別委員会
(定数16人)
令和3年9月28日 選任・就任
◎藤山 将材
○多田 純一
 井出 益弘
 玄素 彰人
 秋月 史成
 冨安 民浩
 玉木 久登
 吉井 和視
 佐藤 武治
 山下 直也
 山田 正彦
 浦口 高典
 片桐 章浩
 楠本 文郎
 高田 由一
 中  拓哉
審議内容
IRに関する施策について調査審議します。
予算特別委員会
(定数20人)
令和4年6月3日 選任・就任
◎森  礼子
○堀  龍雄
 鈴木 德久
 山家 敏宏
 宇治田栄蔵
 北山 慎一
 玄素 彰人
 秋月 史成
 冨安 民浩
 川畑 哲哉
 鈴木 太雄
 佐藤 武治
 坂本  登
 浦口 高典
 片桐 章浩
 長坂 隆司
 楠本 文郎
 中  拓哉
 多田 純一
 中西  徹
審議内容
県の予算を総合的に審議します。

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