平成30年度紀州材ベストユーザー賞受賞者の概要

平成30年度紀州材ベストユーザー賞受賞者の概要

大賞:株式会社スズキ建築設計事務所

 スズキ建築設計事務所は、昭和50年11月の創業以来、「国産材と自然素材で環境・健康配慮のナチュラル思想の住まいづくり」をキャッチフレーズに、長年に亘り国産材を用いた住宅の設計・建築を行っている。

 設計・建築では、内装や造り付けの家具等に使用する材料として、小径のヒノキ間伐材を原料として生産される田辺市中辺路木材加工場の台形集成材を使用。台形集成材は、1995年(平成7年)からの23年間、継続的に使用している。

 スズキ建築設計事務所が、田辺市中辺路木材加工場の台形集成材を使用する理由は、田辺市の間伐材等の有効利用に対する考え方に共感したことや、製品の高度な完成度としており、森林整備の必要性や国産材を使用する意義等について深い理解を示したことによる。

 スズキ建築設計事務所は、紀州材の台形集成材を使用し、紀州材の需要拡大及び紀州材のPRに貢献しており、また、この台形集成材の使用は、今後も継続され、紀州材の需要拡大に資するものと考えられる。

住宅のキッチンでの使用(例)
住宅のキッチンでの使用(例)

平成30年度紀州材ベストユーザー賞表彰式(平成30年10月11日、県庁知事室)

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