平成26年度の紀州材ベストユーザー賞受賞者の概要

大賞 OMソーラー株式会社(静岡県浜松市)

太陽熱を集めて、蓄熱し、家全体を暖めるOMソーラーシステムを全国150社の会員工務店に供給している。紀州材は自社システムの環境下においても変形や割れが少なく強度に優れているとして、会員工務店へ積極的なPRを行い、現在では首都圏の会員工務店により年間50棟以上の紀州材を使用した住宅建築が行われている。OMソーラー株式会社が運営主体となり、建築家 伊礼智氏と、誰もが心地よいと思える、質の高い"標準化"された家づくりを目指す「i-works project」では、株式会社山長商店(田辺市)が提供する紀州材の構造材が標準仕様となっており、既に7棟が建築され、今後も拡大が見込まれる。会員工務店に対する充実した研修プログラムを25年にわたって運営するなど、紀州材供給の有力な受け皿となる優良な地域工務店の育成にも貢献している。

i-works1.0 つくばモデルハウス(外観)の写真
i-works1.0 つくばモデルハウス(外観)
i-works1.0 つくばモデルハウス(内観)の写真
i-works1.0 つくばモデルハウス(内観)

大賞 郡建設株式会社・こおり木材株式会社(千葉県旭市)

郡建設株式会社は、紀州産桧を土台、柱に使用したオリジナル工法を標準仕様とした住宅を年間200棟以上施工している地域ビルダー。千葉・茨城県にて、これまでに約5,200棟の引き渡し実績がある。オリジナルキャラクター「ひのきちゃん」を活用して、実際に和歌山県内の産地を訪れた体験を基に紀州産桧の植林から製品になるまでの物語を小冊子にまとめてユーザーに配布し、紀州産桧を使用するメリットをPRするなど、啓蒙活動にも努めている。こおり木材株式会社は、昭和50年4月の創業以来、一貫して良質の木材にこだわる材木店。紀州産桧を年間1,000立方以上取り扱っている。取引先である郡建設株式会社の住宅には厳選した紀州産桧の構造材を全棟納入している。

紀州産桧の構造材の写真
紀州産桧の構造材
Smile 千葉展示場モデルハウスの写真
Smile 千葉展示場モデルハウス

平成26年度紀州材ベストユーザー賞表彰式(平成27年5月12日、県庁知事室)

集合写真の画像
集合写真
歓談の様子の写真
歓談の様子

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