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掲載内容




移住者の受入を推進

 コロナ禍をきっかけに、都市部での暮らしや働き方が見直され、地方への移住に関心が高まっています。
 県では、こうした意識や行動の変化をとらえ、本県への移住や二地域居住を推進し、地域の活力となる新たな担い手を呼び込む施策を推進しています。

 移住に関する相談・案内窓口
わかやま移住定住支援センター

【業務内容】 移住に関する総合相談、ワンストップパーソンの紹介、オーダーメイド現地案内、空き家バンクの運営など

和歌山市本町一丁目22番 Wajima 本町ビル1階
電話073‐422‐6110
時間:10〜17時30分(火曜・祝日は定休日)

東京・大阪にも窓口を開設 詳しくはこちら

ワンストップパーソン
・移住に関するあらゆる相談に対応する担当職員を全市町村に配置
移住に関する総合ポータルサイト
「わかやまLIFE」

支援制度、イベント、移住者インタビュー、空き家物件の検索など移住に関する情報を発信詳しくはこちら

「わかやまLIFE」のサイト画像

 お試し移住(しごと・暮らし体験)

 移住希望者が、移住後の生活をイメージしたり、抱えている不安や悩みを解消するため、地域での仕事体験に加え、ゲストハウス等に宿泊して先輩移住者や地域住民との交流を体験できる「お試し移住」の機会を提供しています。
 現在、180を超える事業者の協力を得て、さまざまな体験を移住希望者に提供し、県内への移住につなげています。

【参加の流れ】

  • (1)ウェブサイトに掲載されている体験受け入れ事業者の中から選んで申し込み
  • (2)日程や体験内容を調整
    (3)お試し移住スタート

    詳しくはこちら
    地域の人たちとの交流のようす、仕事体験の写真
    お試し移住の受入事業者を募集 !!
     移住希望者のしごと体験受入にご協力いただける事業者を募集しています。詳しくは移住定住推進課までお問合せください。

     住まい探しを支援
    わかやま住まいポータルサイト

  • ・空き家バンク物件や、民間不動産会社の物件をまとめて紹介
  • ・360度バーチャル・リアリティーで空き家を案内
  • 詳しくはこちら
    わかやま住まいポータルサイトの画像
    移住者及び空き家所有者向けの支援制度

    わかやま住まいポータルサイトに登録された空き家を対象とした支援制度です。※各種条件あり

    (1)空き家の不具合を点検する費用を補助

    補助率

    1/2(上限5万円)

    対象者

    移住者または空き家の売主・貸主
    詳しくはこちら

    (2)空き家の片付け費用を補助

    補助率

    定額(上限8万円)

    対象者

    移住者または空き家の 売主・貸主
    詳しくはこちら

    (3)空き家の改修を支援

    対象者

    移住者または空き家の売主・貸主
    詳しくはこちら

    上林 直人さんの写真

    地域おこし協力隊


    地域の方々と一緒に
    地域を活性化したい

    令和2年10月橋本市へ移住


    高野山麓ツーリズムビューロー
    上林 直人 さん (岩手県出身)

    打ち合わせの様子 和菓子屋さんを訪問している様子 仕事風景 東日本大震災の被災地でのボランティア活動を通じ、地域の方々と一緒に地域づくりに取り組みたいと思うようになり、地域おこし協力隊を志望しました。
     高野山と山麓の魅力を伝え地域経済の活性化をサポートする高野山麓ツーリズムビューローでの主な任務は、観光体験商品の企画、情報発信、地元産品の物販です。地域の方々と関わる中で、パイル織物や和菓子、葛城修験など地域の面白い資源や魅力を知るようになりました。こうした魅力を生かし、地域外の方が感じ楽しむことができる体験商品として企画することで、全国から高野山麓を訪れていただけるよう取り組んでいます。
    久保 聡子さんの写真

    移住Style1


    移住先で地産地消の
    仕組みを作りたい

    令和3年5月古座川町へ移住


    農産物の加工場 さとたく
    久保 聡子 さん (東京都出身)

    農産物の加工場 さとたく室内の写真 仕事風景 移住を考えはじめた頃にコロナ禍となり、給食や飲食店で使われるはずだった野菜が廃棄されたり安価で取引されていることを知って、生産地で循環できる仕組みを作りたいと考えました。夫が古座川町の地域おこし協力隊に採用が決まり、現地を案内してくれた先輩移住者とのつながりができたこともきっかけとなり、古座川町への移住を決断しました。
     空き家を改修して拠点となる加工場を作り、流通に乗らない農産物を買い取ってケーキや焼き菓子、お弁当などに加工して販売しています。協力いただける地域の方も増えました。この取り組みをさらに広げていきたいと考えています。
    片桐 翔太さんの写真

    移住Style2


    移住者目線で
    移住者を支援したい

    令和2年2月紀美野町へ移住


    古民家改修 KATAKOTO CRAFTS
    片桐 翔太 さん (大阪府出身)

    移住者向けシェアハウスの外観と仕事風景  実家が近い和歌山で田舎暮らしがしたく、自分らしく暮らせると感じた紀美野町に移住しました。
     住まいが決まらず、頼れる人もいないなど、最初は苦労しました。この経験を後から来る移住者のために活かし、また高齢者が多いこの集落を維持していきたいと考え、古民家を改修して移住者向けのシェアハウスを作ったり、移住者同士の交流を生むイベントを開催しています。移住を検討するきっかけになればと思い、クラウドファンディングを活用したゲストハウスを近々オープンします。
     移住してすぐに先輩移住者から依頼を受けた古民家の改修は、移住後の自分の仕事になり、今では町外からも依頼がくるようになりました。



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