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掲載内容


人権連載 こころの気づき

多文化共生社会のためにできること
問い合わせ: 国際課 電話073‐441‐2057 ファックス073‐433‐1192
 「多文化共生」とは、「国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」と定義されています。
 令和5年6月末時点で、和歌山県内に暮らす外国人数は約8,380人となっており、その数は10年前の平成25年と比較すると2,000人以上増加しています。地域や学校、職場などで、外国人に接する機会が増えている人も多いのではないでしょうか。
 その中で、文化や習慣、言語の違いから、外国人の行動が理解しにくい、コミュニケーションが取りづらいと感じることがあるかもしれません。
 その一方、外国の人は、日本の習慣を知らないまましている行動が周囲から誤解されていることに気付いていなかったり、日本語が不自由で困っていたりするかもしれません。
 まずは、相手の国や地域それぞれの文化や習慣について関心を持ち、「外国人だから」と壁を作らずに勇気を出してコミュニケーションを取ってみましょう。お互いに異文化を理解しようと努め、協力し合って豊かな地域社会にすることが、多文化共生社会に求められています。
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