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掲載内容



県政最前線
進化する紀州林業

 本県は、古くから「木の国」と呼ばれ、林業の盛んな地として知られています。近年では、ICTを導入した「スマート林業」が推進されており、社会の脱炭素化の観点からも、二酸化炭素吸収源としての森林や木材の活用に期待が高まっています。
 県では、このような機運を捉え、木材生産量を大幅に増やすことなどを目標に「森林・林業〝新〟総合戦略」を策定しました。
 森林を「経済林」と「環境林」に区分し、施策の選択と集中を行うことで森林資源を最大限に活用するとともに、次世代の担い手を確保・育成する取組をさらに進めます。

問い合わせ:県庁林業振興課 電話073-441-2963
県庁森林整備課 電話073-441-2972
区分された森林面積

環境林

経済林以外の森林を森林本来の機能の維持増進を図る「環境林」としています。

区分された森林面積のグラフ

経済林

運搬用のトラックが走行できる道路から近く、傾斜が緩やかなスギ・ヒノキの森林を「経済林」に選定し、さらに、手入れが進み良質な木材の供給が見込まれる森林を「重点エリア」としています。豊富な資源を持続的に活用していくため、伐る・使う→植える→育てるという循環型林業に取り組んでいます。

林業で働く人の写真 重機で木を運ぶ写真 森林の写真


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