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掲載内容


人権連載 こころの気づき

犯罪被害者等支援について
問い合わせ:県庁県民生活課 電話073‐441‐2350

ハートを持ったきいちゃんの画像  当たり前の生活が一瞬にして壊されてしまう。それが犯罪被害にあうということです。犯罪被害にあわれた方やそのご家族、ご遺族は被害直後からさまざまな困難に直面します。
・医療費や失職、休職による経済的な困窮
・マスコミの報道や周囲の言動による傷つき
・被害にあったことによる心身の不調
・捜査や裁判等の精神的、時間的負担

 このような困難は「二次的被害」といわれます。例え裁判の判決などで事件が終結したとしても、犯罪被害者等にとってそれは形式的な終わりでしかなく、その後の日々の生活を事件で受けた傷や「二次的被害」と向き合いながら営んでいかなければなりません。
 そのような状況の中で、マスコミによる心無い報道や周囲からのいわれのない噂によって、人権が侵害されることはあってはならないことです。
 私たちにもできる支援とは、犯罪被害者等が直面している状況を理解し、寄り添うことです。一人ひとりの思いやりと配慮が大きな支援になっていきます。決して他人事ではありません。この機会に自分にできる犯罪被害者等支援について考えてみませんか?

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