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掲載内容


人権連載 こころの気づき

共生社会の実現に向けて
 近年、日本では外国人労働者の受入が進められていることもあり、在住外国人の数は年々増加しています。現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、海外からの入国は制限されているものの、今後も、私たちが外国人と接する機会は増えてくると思われます。
 私たちは日頃、外国人に対して、言葉、文化、宗教、生活習慣が違うことで、無意識のうちに偏見や先入観を持っていないでしょうか。
 特定の国の出身の人々を、その出身であることのみを理由に一方的に我が国の社会から追い出そうとしたり、一方的に危害を加えようとしたりする言動は、ヘイトスピーチと呼ばれる許されない差別行為です。また、直接的な差別とまでは言えない言動であっても、外国人だからこうだろうといった偏見や先入観が、相手を傷つけてしまうこともあります。
 このような偏見や先入観をなくし、互いに尊重しあうことが、共に生きる社会の実現のために重要です。
問い合わせ:県庁国際課 電話073-441-2055
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