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掲載内容

紀州手すき和紙 保田紙は350年以上の歴史を持ち、最盛期には400軒ほどの家々が紙すきを行っていました。繊維が太い楮(こうぞ)を使った丈夫な紙質が特徴で、その性質から和傘の材料として重宝されましたが、昭和28年の紀州大水害や洋傘の普及により、昭和40年頃には廃絶の危機に瀕(ひん)しました。
現在、保田紙は伝統技術の復興と継承を目的として造られた施設「体験交流工房わらし」で作られています。同工房では紙すきやうちわ・あんどん作りなどの体験が楽しめます。

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紙すきは非常にデリケートで、気温や配合、紙をすく力加減、すべてにおいて同じ状態のものはできないのが魅力のひとつ。昔から受け継ぐ製法で、原料もすべて手作りしています。
のんびりとした自然豊かな田舎で、オリジナル和紙を作ってみませんか。丈夫で温かみのある保田紙に触れ、郷土伝統工芸品を感じてみてください。
有田川町清水1218-1
電話:0737-25-0621
体験交流工房わらしのページへリンク