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2月15日、「下津蔵出しみかんシステム」（海南市）が日本農業遺産に認定されました。 　日本農業遺産とは、伝統的な農林水産業を営む地域（農林水産業システム）を、農林水産大臣が認定する制度で、当地域において400年にわたり受け継がれてきた農業システムが、次世代に継承すべき重要なものとして、高く評価されました。

問い合わせ：県庁農林水産総務課　電話073-441-2896

下津蔵出しみかんシステム 　 日本のみかん発祥の地とされる「下津」では、甘みを増すよう、園内に設置した蔵で１ヵ月以上熟成させる「蔵出しみかん」を中心とした伝統的な農業システムが構築されています。 　石積みによる段々畑の構築、急斜面を巧みに活用したびわ栽培、自然の力を利用した貯蔵方法など地域独自の技術が確立され、全国有数の果樹産地を形成しています。 出荷を待つ「蔵出しみかん」