伐倒練習施設

丸太を立てて固定し、受け口切り、追い口切りなど伐倒の練習を行います。足場傾斜を30°まで傾けることができ、丸太も自由に傾けて固定できます。足場の傾斜角と土のうによって、リアルに現場を再現できます。

　　

風倒木処理練習施設

風倒木被害地で発生する曲げ力のかかった状態の樹木を切断する際には、反発力で樹木に激突されたり、チェーンソーが挟まれたり非常に危険な作業になります。このような危険な状態を再現でき、安全に処理する方法を練習します。曲げ力は上下前後いずれからも加圧できます。

　　

ロープ高所作業訓練施設

建物の梁に訓練用のアンカーを設置しており、ロープクライミングの練習を行えます。高さは5.5m、6人が同時に訓練可能です。

　　

高性能林業機械シミュレータ

高性能林業機械の一つであるハーベスタの運転には高度な操作技術が必要です。雨天時や現場に出る前の模擬練習が可能となり、実機と同様のレバー操作等を体感、確認できます。

　　

森林3次元計測システム

レーザスキャナにより空間情報を3次元データとして取得、自動解析し、立木の樹高や直径、枝張り、位置、材積などの情報として集計します。資源情報のデータ化により、精度の高い森林経営分析に効果を発揮します。

　　

動作解析システム

伐木・造材作業や高性能林業機械を用いての作業のムリ・ムダ・ムラを分析し、「稼働率の向上」、「作業時間の短縮」、「省力化」に効果を発揮します。

　

多機能アタッチメント付き車両系林業機械

「掘る・掴む・切る・運ぶ」と、多彩な能力を持つ重機で、作業道開設から立木の伐倒、集積まで様々な場面で役立ちます。

　　

林業仕様産業ドローン・測量用産業ドローン

近年注目のドローンは林業にも使われています。植栽の際の苗木運搬は今まで人力で運んでいましたが、これを用いることで大幅な業務時間短縮と疲労軽減につながります。測量用ドローンはセンチメートル単位で測位し、広大な林業の現場の把握を容易なものとします。

　　

油圧式集材機・架線式グラップル

従来行われてきた機械式集材機は、操作が煩雑なことや制御装置が無いことなどが課題でしたが、油圧式にすることで、自動ブレーキも装備され、操作性と安全性が向上しています。これに合わせ、架線式グラップルは無線で操作し、作業者が玉掛けする必要が無いため、玉掛け中の事故を無くすことができます。