卒業生からのコメント

卒業生に聞きました。農林大を選んだワケ 

久保田遊己さん(R4年度修了) 

林業に興味を持ったのは?

和歌山に移住するまでは地元の兵庫で父の仕事を手伝っていたんですが、山の中で作業をする機会が多かったので山を管理する大切さや価値を実感。田舎暮らしへの憧れもあり、自分も山に関わりたいと思うようになりました。

林業研修部を選んだ理由は?

危険度の高い業界という認識はあったので、急いで就職するより1年費やしても勉強して資格や技術を身につけるほうがキャリア的にも安全面でも間違いないと思ったからです。その後、いろんな縁が重なって和歌山を選びました。 

最も印象に残っている研修は?

木材コーディネーターの先生の研修は面白買ったです。今は大量生産、大量消費の時代じゃない。実際に木を見て0から100まで無駄のない活用法を提案するという話や、きめ細やかな山との向き合い方は勉強になりました。

実際に現場で働いて感じたこと

現場を終えて見渡すと、これを全部植えたのかと感慨深さが込み上げます。私はまだ1年のサイクルを経験したばかり。先輩方が手を入れた現場の話をすることがありますが、いつか自分もここを植えたんだと話したいですね。  

kubotasan

中畑洋平さん(R3年度修了)

林業に興味を持ったのは?

結婚を機に妻の地元である和歌山に移住することに。せっかく地方に住むなら今までと全く違うことがしたいと調べるうちにたどり着いたのが林業でした。農業や漁業と違い、身一つで飛び込めるのがいいなと思った点です。 

林業研修部を選んだ理由は?

林業には危険なイメージがあったため、まず入口として安全面から指導してもらえるなら決して無駄になる1年ではないと思って入講を決めました。実際経験豊富な先生方に指導いただき、地震をつけることが出来ました。   

最も印象に残っている研修は?

重機の技能研修ですね。入講して初めての大きな資格講習だったので絶対受からねばという緊張感とプレッシャーがありましたが、先生が朝夕の練習に付き合ってくれて、同期生の一体感や仲間意識がそこで一気に増しました。

今の自分と、これからの自分

満員電車に乗らなくてもいいし、ギスギスしていないところが自分には合っていて、この仕事についてよかったと日々実感しています。今の仕事は木を切り出した後の山の整理や植栽、草刈りなど。まずは一人前になるのが今の目標です。 

nakahatasan

𠮷田栄太郎さん(R2年度修了)

林業に興味を持ったのは?

最初は、親の知り合いの勧めで農林大学校の事を知って、色んな資格が取れると聞いて入学してみようと考えました。農林大学校で林業について学ぶうちに、林業の仕事に就きたいと思い始めました。

最も印象に残っている研修は?

高性能林業機械の研修が一番印象深かったです。気秋を使って木材を運搬したり、グラップル等で木材をつかんで別の場所へ運んだりしたのが面白かったです。

現在の仕事は?

今は大辺路森林組合の事務所で、経営計画の作成をしたり、組合員の山の管理をしたりしています。

今の自分と、これからの自分

森林組合の事務所にいる先輩方は、僕とは全然レベルが違うベテラン揃い。先輩方の横に、いつか並べるようになりたいです。

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繁野秀樹さん(H30年度修了)

林業に興味を持ったのは?

以前から、山に関する仕事に興味があって、和歌山県農林業就業支援講習の中で現場見学や実習を体験したことで林業にやりがいを感じました。

農林大を選んだ理由は?

和歌山県に移住を決め、林業に就業する前に林業の知識を学んだり、基礎技術を身につけたいと思ったからです。

最も印象に残っている研修は?

インターンシップ研修です。皆伐現場の土場で造材作業をさせてもらい、大径木の伐倒や架線による集材なども体験させてもらいました。
チェーンソーの目立てや造材手順、重機の周りでの安全作業姿勢も指導していただき、貴重な経験となりました。

今の自分と、これからの自分

株式会社中川で、地拵え、獣害防護柵の設置、植栽、下草刈り、保育間伐などの造林、育林作業に従事しています。
10年後のフォレストリーダー(作業班長)を目指して、基礎から応用まで技術を身につけられるよう、常に正確な動作を意識しながら作業を続けていきたいです。また、樹木医などの資格も取得したいと考えています。

 修了生の写真 修了生の仕事の様子

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