常任委員会活動リポート

現在の位置：トップページ > 県議会からのお知らせ > 県議会だより >9月定例会号>常任委員会
　活動リポート

6つの常任委員会のうち、今回3つの委員会の活動を紹介します。

　農林水産委員会では、9月25日に岩出市と湯浅町において地域の特産品を目指した取組や農産物の研究開発について県内調査を行いました。
　まず、岩出市にある和島興産㈱あわび茸ファームでは、工場の概要説明を受けた後、工場内で黒あわび茸の生産工程について順に施設見学を行い、生産・管理の方法、出荷・販売の状況等につ和島興産㈱あわび茸ファームの写真

いて調査を行いました。
　次に、湯浅町にある近畿大学附属農場（湯浅農場）では、農場設立の経緯や主な業務（教育、研究、生産、社会貢献等）の概要説明を受けた後、温州みかんの栽培園地、マンゴー栽培ハウス、柑橘遺伝資源保存園等を見学しながら、栽培品種や管理方法、新品種の開発研究等の内容について調査を行いました。
　委員会としては、今後とも、所得の安定化や担い手の確保等をはじめ、本県の基幹産業である農林水産業の一層の振興と発展のため取り組んでいきます。

　建設委員会では、県当局とともに、地域の活性化と発展を図る道路ネットワーク等の社会資本整備、県民の生命と財産を守るための防災減災対策等に取り組んでいます。県内施設の整備状況等を把握して県政に反映させるため、8月8日から9日にかけて県の道路工事、国の河川工事、高速道路の工事について調査を行いました。
　都市計画道路西脇山口線道路新設工事現場の写真

県の道路関係では、県道山内恋野線恋野橋下部工事、紀の川左岸地区九度山2号橋設置工事、県道和歌山橋本線（和田～吉礼工区）道路新設工事、都市計画道路西脇山口線（川永工区）道路新設工事について、国の河川関係では、紀の川の岩出狭窄部対策事業における河川拡幅・掘削工事について、高速道路の関係では、湯浅御坊道路4車線化における野口高架橋・日高川橋下部工事、（仮称）和歌山南スマートインターチェンジ設置工事について、現地調査を行いました。
　委員会としては、今後も、安全で豊かな県土づくりに取り組んでいきます。

　　文教委員会では、9月25日に湯浅町にて県内調査を行いました。
　湯浅町の家庭教育支援チーム「とらいあんぐる」は文部科学省に特色ある家庭教育支援活動を行っていると認められ、大臣表彰が贈られるなど大変高く評価されています。そこで、学校と家庭の連携強化や福祉と教育が協働連携した子育て・家庭教育支援、スクールソーシャルワーカー活用事業湯浅町との意見交換の写真

などの説明を受け、取組に対する課題や問題点などの意見交換を行いました。
　また、平成29年4月28日『「最初の一滴」醤油醸造の発祥の地　紀州湯浅』が日本遺産に認定されたことから、その経緯や保存と活用について説明を受け、意見交換を行いました。
　その後、湯浅町重要伝統的建造物群保存地区の視察を行いました。
　委員会としては、今後とも、県教育の充実に取り組んでいきます。

↑ページの先頭に戻る