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平成29年 12月定例会号 主な記事

議会活動を紹介 Topics

「和歌山県手話言語条例」制定にあたって

 

岸本健 座長 和歌山県議会では、平成26年6月、法整備を要求する「手話言語法制定を求める意見書」を全会一致で可決し、国に提出しました。
 この意見書は、手話が音声言語と対等な言語であることを国民に広め、聞こえない子供が手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使える環境の整備を国において実現する必要があるとして、法整備を求めたものです。
 国において法整備がなされない中、県としても取り組む必要があると考え、自由民主党県議団に「手話言語条例制定に係る検討会」を設置し、12名の議員で検討を重ね、条例案を作成しました。
 そして、全会派賛同のもと平成29年12月定例会において条例が成立しました。
 この条例は、手話が言語であるとの認識に基づき、手話の普及及び習得の機会の確保に関する必要な事項を定めることにより、ろう者とろう者以外の方が共生することのできる地域社会を実現することを目的としています。
「和歌山県手話言語条例」制定にあたって この条例の制定を契機として、県民の皆様の手話に対する理解が深まり、障害者差別の解消等障害者が安心して生活できる社会となるよう、議会としても、なお一層、尽力してまいります。
 最後になりましたが、この条例の制定に当たり、パブリックコメントとして貴重なご意見をお寄せいただいた各位、ご指導・ご協力をいただいた関係機関の方々に深く感謝申し上げます。
 〈手話言語条例制定に係る検討会参加議員〉
 岸本健議員(座長)、森礼子議員(副座長)、藤山将材議員、中本浩精議員、中村裕一議員、鈴木太雄議員、濱口太史議員、川畑哲哉議員、堀龍雄議員、冨安民浩議員、秋月史成議員、谷洋一議員

関西広域連合議会11月臨時会

森礼子 議員 平成29年11月16日、関西広域連合議会11月臨時会が大阪府立国際会議場(大阪市)で開催され、本県議会からは、坂本登議員、藤山将材議員、森礼子議員、片桐章浩議員の4名が出席しました。
 本会議においては、森礼子議員が「地産地消の取組(応援企業の登録拡大・病院食でふるさとを感じる、広域連合内での花いっぱい運動)」、「ドクターヘリ」について質問しました。とりわけ、「地産地消の取組(広域連合内での花いっぱい運動)」については、「和歌山県ではJA紀州青年部の発案から始まった、毎年母の日に県内で栽培されている花を手にして墓参りをしようという「母の日参り運動」がある。この運動を広域連合でも力を入れて推進し、花の地産地消の拡大と連合域内産花きの利用促進につなげていければと考えるが、いかがか」とただしました。
 本質問に対し、仁坂副連合長(和歌山県知事)から、「母の日参り運動は、JA紀州青年部が発案した大変立派なものと考えている。和歌山県では、花き生産者、JA、行政でプロジェクトチームを組織化し、消費者へのPRをはじめ、全国の市場等流通業界への働きかけに加え、全国の花の生産県に呼びかけ、現在23県、域内では4県に取組が広がっている。今後、広域連合でもこのような取組が広がっていくよう構成府県市と共に努力してまいりたい」との答弁がありました。

近畿6府県議員交流フォーラム

京都府議会本会議場 平成29年11月20日、近畿6府県の議員が地方議会や近畿圏の共通課題などについて、一堂に会して意見交換を行う「第14回近畿6府県議員交流フォーラム」が京都府議会において開催されました。参加者は総勢59名、本県からは山本茂博副議長、岩田弘彦議員、中本浩精議員、堀龍雄議員、中西峰雄議員、川畑哲哉議員、玉木久登議員、長坂隆司議員、多田純一議員、雑賀光夫議員の10名が参加しました。
 午前の全体会議終了後、各議員が地方自治分科会、観光・文化分科会、防災分科会、医療・福祉分科会の4つの分科会に分かれ、活発な意見交換を行いました。
 続いて、午後の全体会議において、分科会の各コーディネーターからの報告がなされ、最後に来年度開催県の兵庫県議会黒川治議長から挨拶があり、フォーラムが締めくくられました。

 


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