人権・少子高齢化・環境問題等対策特別委員会では、７月10日、11日の２日間、県内調査を行いました。
　特別養護老人ホーム白寿苑（日高川町）では、施設の運営状況とともに、昨年９月の紀伊半島大水害において一時孤立状態となり停電・断水が発生した際の対応について説明を受けた後、災害に備えた非常食や非常用自家発電機の配備状況、行政機関との連絡体制等について意見交換を行いました。
　田辺市龍神行政局では、都市部から離れた中山間地である龍神地域の少子高齢化対策について説明を受け、委員からは、龍神地域が緑に恵まれ子育てしやすい環境であることをもっと売り出していってはどうか等の意見が出されました。
　日高川町役場では、昨年の大水害において大量発生した災害廃棄物の処理経過や甚大な被害からの復旧・復興の状況について説明を受けるとともに、災害廃棄物の集積場所であった南山スポーツ公園横の町有地を調査し、引き続き復旧・復興に互いに取り組むことを確認しました。