関空ー中国山東省定期便就航
関西国際空港と中国山東省の済南遥墻(さいなんようしょう)国際空港との間に山東航空の定期便が就航したことに伴い、冨安議長をはじめ議員3名が副知事と県内企業とともに、山東省を訪問しました。
一行は3月2日、関西国際空港において開催された初便記念セレモニーに参加するとともに、この初便に搭乗して済南市へ赴き、山東省の才利民(さいりみん)副省長と会談、両県省の観光・新産業の振興、環境分野での国際協力などについて、さらに交流を深めることを確認しました。
また、山東航空本社、済南市人民政府を訪れ、張幸福(ちょうこうふく)山東航空会長、陳先運(ちんせんうん)済南市副市長と会談し、定期便開設の御礼と増便のお願いをし、和歌山県を含めた関西地域と山東省との連携の強化を求めました。
関空−済南の定期便 週2往復(火・土曜日)
済南発8:05→関空着11:35 関空発12:35→済南着14:25
質問委員(8人)
3月11日(木) 谷 洋一・片桐 章浩・平木 哲朗・角田 秀樹
3月12日(金) 山田 正彦・奥村 規子・泉 正徳・山下 直也
知事出席のもと、県の新年度予算案について審議を行い、原案どおり可決しました。
主な質疑は次のとおりです。
●海外の県人会との今後の付き合い方は。
●海外の県人会とはこれまで以上に付き合っていきたい。これまでの周年事業での訪問や県人会来県時の交流に加え、県の物産展の開催や観光PRに、現地で協力を得ている。県人会の子弟が故郷を訪れたいという要望には、県も協力して何らかの支援を行いたい。
●青陵高校と陵雲高校の統合が在校生に不安を与えていると聞くが、統合後の定時制課程と通信制課程の授業のすみ分けについてはどうか。
●統合しても、これまでと同じように、それぞれの課程で学習する。必要な交流は考えられるが、基本的には別々でこれまでと変わらない。
●市町村財政の健全化について、県の対応はどうか。
●財政指標が一定の基準を超えた地方公共団体は、財政健全化計画の策定等が義務付けられたが、現在、県内には策定が必要な市町村はない。市町村財政の健全化には、自助努力が重要であるが、県としても市町村を取巻く環境の変化に応じ、適切な助言を行うとともに地方交付税の確保を強く国に働きかける。
●東南海・南海地震への対策として、公立学校の耐震診断、耐震化率の進捗状況はどうか。
●県内の公立小中学校の耐震診断は、建替え等予定の校舎等を除きほぼ完了し、耐震化率は平成21年4月1日現在、65.8%で、全国18位である。県立学校は耐震診断調査を完了し、今年3月末現在、94.5%の予定である。
●カジノ・エンターテインメントについて、積極的に誘致すべきと考えるがどうか。
●カジノについて、真っ先にということではなく、今から研究しておこうということで、ご理解いただきたい。県民生活を守り、楽しみも追求できるような制度について、勉強していきたい。
●県内の特別養護老人ホーム待機者の支援策はどうか。
●「わかやま長寿プラン2009」に基づく計画的な施設整備に加え、経済危機対策に基づく緊急整備を積極的に促進し、平成22年度は、特養6施設(190床)の増築、小規模特養3施設(87床)の新設を計画し、また、ショートステイ等の整備や在宅介護サービスの充実に努める。
●県の緊急雇用基金を利用した高校卒業者の未就職対策とは。
●新規高卒未就職者を県の臨時職員として雇用する。これは、あくまでも正規就職への橋渡しであり、関係機関に配置している就職支援員等が、2月に設置した連絡会議を核に機能的に連携しながら希望の就職につながるよう支援する。
●観光資源としての和歌浦の海と、本年開催予定の「和歌の浦オープンウォータースイミング」(仮称)についてどう思うか。
●和歌浦の海は、本県にとって大変貴重な観光資源と考える。この和歌浦の海を舞台とした大会の提案には大いに賛同する。県としても、地元和歌山市とも協調しながら、できる限り協力したい。
定例会の質問と答弁の様子や委員会の審議状況、議案の審議結果などをお知らせしています。
●テレビ テレビ和歌山
県議会だより 開会、質問、閉会日の22時30分から25分間放送(6月定例会放送予定 6/7、14〜17、23)
県議会手話だより 閉会日の約1週間後に、22時30分から30分間放送
●ラジオ 和歌山放送
県議会ダイジェスト 開会、質問、閉会日の22時から15〜30分間放送(6月定例会放送予定 6/7、14〜17、23)

和歌山県議会
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2月定例会は、今年最初の議会ということで、平成22年度一般会計予算を中心に県政の課題について多くの議論が交わされ、緊張の日々でした。また、今号で表紙を飾った「関西広域連合」は、まだまだこれから話し合われる事が多く、具体的なイメージをどのような写真、イラスト等でお伝えするかに苦心しました。「関西広域連合」のイメージを皆さんに少しでもお届けすることができたでしょうか・・・。