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『和歌山県観光立県推進条例』制定 地域の奇祭「笑いまつり」 が全国区になりました(日高川町) フランスのテレビからも注目される和歌山電鐵たま駅長(紀の川市) 住民の力で町を再生させ誇るべき観光スポットとなりました(湯浅町)

※条例の詳細については県議会ホームページをご覧ください。

県民みんなで観光立県

この条例は、観光立県の実現のため、県民総参加で観光振興に取り組むためのよりどころとなるものです。

座長に聞く

観光振興に係る条例案検討会
座長 小 川   武

観光振興の一番の処方箋(せん)は何でしょうか?

 観光客に「また来たいな。」と思ってもらうことが鍵だと思います。
 すばらしい自然にふれたり、美しい景観を見たり、楽しい体験をしたときは、もちろんですが、旅先で地域の人々の温かな心遣いにふれたときもそうではないでしょうか。
 例えば、親切に道を教えてもらったり、地域の歴史や文化について話を聞かせてもらったり、心のこもったサービスを受けたときなどは、それがたとえ小さな出来事であっても「また来たいな。」という思いにつながります。
 和歌山県のすばらしい魅力を県民の皆さんの「心のこもったおもてなし」を通じて観光客の皆さんに味わっていただくこと、それが観光振興の一番の処方箋だと思います。

いつからスタートしますか?

 4月1日施行です。この条例の趣旨をご理解願い、県民の皆さんと一緒に観光振興に取り組み、国内外から多くの人々をお迎えすることで、観光立県による活力ある元気な和歌山を実現したいと思います。

専門家から一言観光振興は「まちづくり」

わかやま産業振興財団観光産業プロジェクトマネージャー
近藤 政幸

 観光振興は「地域経済の活性化」と「地域コミュニティの再構築」につながります。
 地域住民が力を合わせて、地域の魅力を発掘し、磨き、観光資源として売り出す。これによって観光客が増え、地域経済が活性化するとともに、地域住民が力を合わせることで地域コミュニティを元気にします。
 この条例を契機に地域における自主的な取組が活発化することを期待しています。

 

議員定数を46人から42人へ
和歌山市、田辺市、新宮市、伊都郡、有田郡の各選挙区は1人減、橋本市選挙区は1人増

次の県議会議員選挙(平成23年4月予定)における
選挙区別議員定数 【総定数42人 14選挙区】

橋本市 3人(+1) 伊都郡 1人(▲1) 紀の川市 3人 岩出市 2人 和歌山市 15人(▲1) 海南市・海草郡 3人 有田市 1人 有田郡 2人(▲1) 日高郡 3人 御坊市 1人 田辺市 3人(▲1) 西牟婁郡 2人 新宮市 1人(▲1) 東牟婁郡 2人

検討経過

 平成19年6月に「議員定数等検討特別委員会」を設置し、次期選挙の1年前までに結論を出す予定で、延べ12回の委員会を開催し、検討・協議を進めてきました。
 12月定例会では、特別委員会の結論に基づいて、議員の定数及び各選挙区の定数を見直すための条例改正案を提案し、賛成多数で上図のとおり決定されました。

町田 亘 委員長コメント

 今回の改正では、同規模県の平均定数削減率に匹敵する4人の定数削減を行うことができ、併せて逆転選挙区の解消、一票の格差の大幅縮減を果たすことができましたので、県民の皆さんには一定の評価をいただけるものと思います。

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